医療機器を搭載した
汎用ロボットに関する
研究専門委員会

[Committee for Research on General-Purpose Robots Equipped with Medical Devices ]

設立趣旨

人々の生活を支援するロボットの機能が向上するに従って、ロボットが行う支援内容は多様化してきています。特に、自宅や介護施設、病院等において健康管理のサポートを担う場合、生体情報の計測など各種医療機器を取り扱うことも想定されます。しかしながら、安全にロボットが人とインタラクションするためには、現行の規格や制度では不十分な点が多く、研究開発の促進の阻害要因ともなっています。本委員会では、ホームロボットが適切な安全策がなされるとともに、導入のハードルが不必要に高くなることを防ぎ、本分野の研究開発の活性化を図ることを目的として設立しました。医療をサポートするホームロボットを対象とし、その定義、適応範囲、満たすべき安全、性能等、議論すべき内容を整理するとともに、従来の枠組みにない新しい標準への戦略を立てることを目指します。議論の開始点として、超音波画像診断機器操作ロボットをターゲットとしますが、そのほかの医療機器にも広げていきたいと考えています。

News

2023.11.10 第1回委員会にて、日本大学医学部内科学系消化器肝臓内科 小川眞広先生にご講演いただきました。

2023.9.4    Advanecd Robotics特集号を企画しました。詳しくはこちら

2023.9.1    HPを開設しました。

2023.8            委員会が発足しました。