全発表論文等一覧


【著書】(単著)


2004・12  『小説表現としての近代』 おうふう


2012・8   『テレビドラマを学問する』 中央大学出版部



【著書】(共著)


2005・1   『新日本古典文学大系明治編21硯友社文学集』

          (山田有策・猪狩友一と共著)  岩波書店  


2008・11  『村上春樹と一九八〇年代』

         (千田洋幸と共編著)  おうふう  


2012・5   『村上春樹と一九九〇年代』

         (千田洋幸と共編著)  おうふう  


2016・9   『村上春樹と二十一世紀』

         (千田洋幸と共編著)  おうふう


2020・10  『尾崎紅葉事典』

        (山田有策・木谷喜美枝・市川紘美・大屋幸世と共編著) 翰林書房



【論文】


1986・6  「残菊」以後の広津柳浪 ──「悲惨小説」への彷徨──

        『学芸国語国文学』18号

1986・6  『新磨妹と背かゞみ』の方法 ──作中人物の内面表現をめぐって──

        『国語と国文学』63巻6号

1986・12 「残菊」以後の広津柳浪 ──「悲惨小説」への彷徨──(再録)

        『日本文学研究資料新集11 近代文学の成立』(有精堂)

1987・5  『女子参政蜃中楼』論 ──「語りあうこと」の不在をめぐって──

        『日本近代文学』36号

1989・3  “Robinson Crusoe"の明治期翻訳をめぐって ──表現構造が作り出す世界──

        『国語と国文学』66巻3号

1989・5  『今戸心中』論 ──アンビヴァレントなテクストとして──

        『日本近代文学』40号

1990・4  『破戒』 ──作品の統一的把握という制度──

        『国文学 解釈と鑑賞』55巻4号

1991・2  嵯峨の屋おむろ論 ──いわゆる〈一人称小説〉の可能性をめぐって──

        『中央大学文学部紀要』通巻138号

1991・4  樋口一葉『にごりえ』 ──〈女たち〉の声──

        『国文学 解釈と鑑賞』56巻4号

1992・2  『行人』論 ──〈免罪符〉としての告白──

        『中央大学文学部紀要』通巻142号

1992・3  物語の〈部屋〉 ──『行人』と『こゝろ』をめぐって──

        『学芸国語国文学』24号

1993・2  〈悲劇〉の行方 ──広津柳浪論──

        『中央大学文学部紀要』通巻146号

1993・5  坪内逍遙論 ──小説表現の模索──

        『国語と国文学』70巻5号

1995・3  小説表現としての〈近代〉 ──『浮雲』と初期柳浪をめぐって──

        『中央大学文学部紀要』通巻157号

1997・3  小説表現としての〈近代〉 ──美妙と紅葉をめぐって──

        『中央大学文学部紀要』通巻166号

1997・4  坪内逍遙における〈詩歌〉と〈小説〉

        『詩う作家たち』(野山嘉正編、至文堂)

1997・6  漱石とロンドン/漱石と世界文学

        『国文学 解釈と鑑賞』62巻6号

1997・10 家族の規範『二人比丘尼色懴悔』

        『国文学解釈と教材の研究』42巻11号

1998・3  『刺青』と二つの英語訳 ──モリスとヒベットの翻訳をめぐって──

        『学芸国語国文学』30号

1998・11 小説表現史と一葉

        『論集樋口一葉2』(おうふう)

1999・3  近代小説と批評 ──石橋忍月の初期──

        『中央大学文学部紀要』通巻175号

2000・8  物語の〈部屋〉 ──『行人』と『こゝろ』をめぐって──

        『文学のこゝろとことば』第2集(七月堂)

2001・3  近代小説と批評 ──石橋忍月と『舞姫』論争──

        『中央大学文学部紀要』通巻184号

2003・5  『うつせみ』 〈狂気〉に惑う人々

        『国文学 解釈と鑑賞』68巻5号

2005・10 声の力と文字の力 ──演劇倶楽部「座」の「詠み芝居」をめぐって──

        『中央評論』253号 (中央大学)

2006・3  これからの国語教科書

        『中央大学文学部紀要』通巻209号

2006・10 『十三夜』(樋口一葉)心への暴力

        『ジェンダーで読む愛・性・家族』(東京堂)

2006・11 〈語り手〉という思想

        『国語と国文学』83巻11号

2007・1  村上春樹作品の〈二つの世界〉をめぐって

        『文学』岩波書店(2007年1・2月号)

2008・3  インターネット検索と大学教育

        『学芸国語国文学』40号 (東京学芸大学)

2008・9  ジェンダーから見る国語教科書

        『国文学解釈と教材の研究』(学燈社)

2010・7,8 国語教科書における異性装

        『文学』(岩波書店)

2011・2  家族の物語/家族の戯画 『女学生の友』

        『柳美里1991-2001』(原仁司編、翰林書房)

2012・5  テレビドラマにおける「変身」考

        『F』第10号(東京学芸大学現代文化研究会)

2014・3  テレビドラマの韓日比較論

        『RIM』39号 (城西国際大学)

2014・3  テレビドラマのアメリカ・韓国・日本

        『れにくさ』第5号 (東京大学現代文芸論研究室)

2015・10 村上春樹作品における<ことば>と<他者>

        ――『ノルウェイの森』と『ねじまき鳥クロニクル』――

        『国語と国文学』92巻10号

2016・3  テレビドラマ学際的分析の試み――『家政婦のミタ』を例に

        (林明子、ヒラリア・ゴスマンと共著)

        『中央大学文学部紀要』通巻259号

2019・3  村上春樹作品における『羊をめぐる冒険』の位置

        ――『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』との関係から

        『中央大学文学部紀要』通巻274号

2021・1  恋愛ドラマ不毛といわれる時代に

        ――『いつかこの恋を思い出して、きっと泣いてしまう』と現代の恋愛ドラマ

        『ユリイカ』青土社



【その他の研究】


1998・6  明治文学「論点」ノート(紅葉文学の可能性・露伴の史的位置・一葉と深刻小説)

        『国文学解釈と教材の研究』33巻7号

1990・5  塚越和夫『続明治文学石摺考』(書評)

        『日本近代文学』42号

1991・3  〈文学〉メディアは生き残れるか(講演録)

        『中央大学国文』34号

1992・4  広津柳浪『女子参政蜃中楼』(事典項目)

        『国文学 解釈と鑑賞』57巻4号

1993・4  夏目漱石『行人』(事典項目)

        『国文学 解釈と鑑賞』58巻4号

1995・3  北原白秋・西条八十の19詩(解説担当)

        『日本秀歌秀句の辞典』(小学館)

1995・5  尾形国治著『明治期文学の諸相──研究と資料──』(書評)

        『日本近代文学』52号

1995・6  『にごりえ』『たけくらべ』──テクストの〈空白〉をめぐって──(座談会)

        『国文学 解釈と鑑賞』60巻6号

1995・6  『にごりえ』(研究史)

        『国文学 解釈と鑑賞』60巻6号

1999・2  滝藤満義『一葉文学 生成と展開』(書評)

        『国文学 解釈と鑑賞』64巻2号

1999・5  秋山勇造『埋もれた翻訳』(書評)

        『日本近代文学』60号

1999・2  石原千秋『漱石の記号学』(書評)

        『国文学 解釈と鑑賞』64巻11号

2002・3  山田有策『深層の近代』(書評)

        『国文学 解釈と鑑賞』67巻3号

2004・10 石原千秋『テクストはまちがわない』(書評)

        『国文学 解釈と鑑賞』69巻10号  

2006・7  村上春樹―― 喪失の時代/恋愛の孤独(講演録)

        『恋愛 家族 そして未来』中央大学出版部

2008・5  明治期散文(学界動向)

        『文学・語学』一九〇号(全国大学国語国文学会)

2011・3  『こころ』を読むための三つの視点(講演録)

        『中央大学文学部紀要』通巻234号

2011・6  橋本のぞみ著『樋口一葉 初期小説の展開』(書評)

        『日本文学』(日本文学協会)

2012・3  教室で『舞姫』を読むために(講演録)

        『中央大学文学部紀要』通巻239号

2012・11 平岡敏夫『佐幕派の文学史』(書評)

        『日本近代文学』87号

2013・5  堂場瞬一×宇佐美毅 小説とテレビドラマに見る「今」という時代(対談)

        『CHUO ONLINE』特別企画

2013・9  土地の記憶(随筆)

        『東京人』 (都市出版社)

2014・9  視聴率中心のドラマ評価を超えて

        『月刊民放』(日本民間放送連盟)

2014・10 多様化する女性の生き方と現代の専業主婦ヒロイン

        『連続テレビ小説読本』(洋泉社)

2015・5  文学とマスメディア(学界展望)

        『日本近代文学』92号

2016・1  歴史ドラマ最後の砦、『軍師官兵衛』 など

        『大河ドラマ読本』(洋泉社)

2018・12 松村友視『近代文学の認識風景』(書評)

        『国語と国文学』東京大学出版会

2019・12 寅さんが教えてくれたこと

        『Chuo Online』中央大学

2022・3  『ドライブ・マイ・カー』小説の問い/映画の答え

        『Chuo Online』中央大学