先生方の悩み解決をサポート!!
それが ”課題解決編” です。
日々の学校生活の中で、うまくいくこともあれば、なかなかうまくいかないこともあるでしょう。多くの先輩教師も、悩みながら、そして周りの人に助けられながら毎日を過ごしてきました。
この ”課題解決編” では、基礎期から向上期の先生方が実際に困っていることや悩んでいることについて調査した結果から、最も多かったもの三つについて、解決するためのヒントを掲載しています。是非役立ててください。
🔵 保護者とのパートナーシップ
🔵 学級集団づくり
🔵 効率的に仕事を進める3ステップ
下記では、各ページについて詳しく解説しています。
また、これらの課題についての理解を深めるために、校内研修等で活用できる「研修パッケージ」を作成しました。内容は、「研修の進め方」「研修スライド」「研修ワークシート」の三点です。短時間で研修を実施することができ、各学校の実態に応じてアレンジすることも可能です。実際に活用した研修の様子も掲載しています(活用事例動画)。
是非御活用ください。 研修パッケージはこちら
🔵 保護者とのパートナーシップ
◇保護者は重要なパートナー
保護者に対し、苦手意識を持ったり、身構えたりしていませんか?教師と保護者は「子供の健やかな成長」を共通の目標とした対等なパートナーです。まずは保護者の思い、願いをしっかりと聴き、保護者に「共に考えていきましょう」と伝えましょう。
◇対応のキーワード
傾聴:相手が伝えたいことを注意深く、真摯に聴きましょう。
受容:相手の存在を認め、話の本質的な内容を受け止めましょう。
共感:相手の気持ち、背景、ニーズを理解し、共有しましょう。
連携:日常の丁寧な対応で、保護者との連携を強化しましょう。
◇ 組織で対応
対応はあなた一人で行うことではありません。チームで対応することを基本とし、チームによる解決を目指しましょう。
☆保護者との会話は、学校と保護者との共通の目標をかなえるチャンスです。保護者からの質問、相談にはウェルカムな気持ちで丁寧に対応しましょう。
🔵 学級集団づくり
◇学校生活の基盤となる学級集団
学級集団の育成は、児童生徒個人の生活習慣、学習習慣、あるいは、円滑な人間関係の確立、意欲の向上等に大きな影響を及ぼします。常によりよい学級集団づくりを心掛けていくことが大切です。
◇学級集団の成立条件
① 教師と児童生徒が学級の教育目標について共通の理解をもっていること
② 教師と児童生徒が学級の教育目標達成のために役割の分担があること
③ 学級のメンバーに学級への所属感があること
④ 教師と児童生徒が学級の規律を確立すること
⑤ 各メンバーの個人的要求が充足されること
☆ 教師と児童生徒、児童生徒相互の信頼関係を育むことが大切です。
◇学級経営を定期的に振り返る
学級経営案を基に、よりよい学級集団になっているか定期的に振り返りましょう。
(1)何を振り返るか
■学級生活 ■教室設営 ■学習指導 ■生徒指導 ■健康安全指導
(2)どうやって(どのように)振り返るか
■文章での表現 ■段階的評価(数値等) ■その他(諸検査による)
☆児童生徒の所属感や連帯感を育み、望ましい学級の雰囲気を作り上げましょう。
🔵 仕事を効率よく進める3ステップ
効率的に仕事を進めるためには、見通しをもつことが大切です。
◇何をやらなければならないか
◇いつまでに、どこまでやるか
この二つを書き出して見える化しておきましょう。
またチームで取り組む仕事については、ICTを活用すると時間の短縮を図ることができます。例えば、
■スケージュールを共有し調整
■共同編集による提案資料等の作成
■あらかじめ資料を共有し、チャット等で協議
等が考えられます。関係資料(リンク一覧)に多くの事例が掲載されています。
もっと知りたい!学びたい!
関 係 資 料
生徒指導提要
(令和4年12月)
(令和4年12月)
文部科学省
基礎期における手引書
小・中・義務教育学校
小・中・義務教育学校
熊本県教育委員会
基礎期における手引書
県立学校
県立学校
熊本県教育委員会
熊本県公立学校における
働き方改革推進プラン
(令和2年8月)
働き方改革推進プラン
(令和2年8月)
学校現場の業務改善事例集(令和4年度)
熊本県教育委員会
ICTを活用した働き方改革
事例集(令和5年3月)
事例集(令和5年3月)
熊本県教育委員会
熊本県立教育センター 〒861-0543熊本県山鹿市小原(番地無) TEL 0968-44-6611(代表)
FAX 0968-44-6495
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