8月23日(土)、今年も理数科の魅力を発信するイベント「理数科進学フェア2025」を開催しました。会場は、千葉工業大学様のご厚意により津田沼キャンパス7号館をお借りし、県内で理数系列の学科を設置する公立高校10校(県立8校・市立2校)が、それぞれ実験教室や課題研究の発表を行いました。
当日は、実験ブースでの待ち時間や質問コーナーを通じて、来場者の皆さまが理数科での学校生活や普通科との違いについて、在校生の声に熱心に耳を傾ける様子が見られました。保護者の方々からは、理数科独自のカリキュラムに加え、女子生徒の割合や普通科との進学実績の比較など、具体的で現実的なご質問も多く寄せられました。
令和6年度 千葉県高等学校課題研究発表会を、3月16日(日)に東邦大学習志野キャンパス(船橋市)で開催しました。県内の理数科設置校およびSSH指定校である12校から495名の生徒が参加し、1年間の課題研究の成果を発表しました。午前に口頭発表、午後にポスター発表の形式で、参加した生徒同士や県内外の大学・研究機関からお招きした講師の先生方と、活発な議論が交わされました。
2月22日(土)に、千葉工業大学津田沼キャンパスにて「量子コンピュータで切り拓く未来の化学」と題した講座を開催しました。今回は、千葉工業大学の山本典史教授を講師にお迎えし、最先端の量子コンピュータ技術の基本概念や応用の可能性について学びました。
講座では、実際に大阪大学量子情報・量子生命研究センター(QIQB)が所有する量子コンピュータを遠隔操作し、量子計算を体験するという大変貴重な機会をいただきました。難しい部分もありましたが、講師の先生方の説明はわかりやすく、参加した生徒たちも積極的に質問して少しでも多くの知識を吸収しようとする姿勢が印象的でした。
また、講座の中では、広尾学園高等学校2年生の大月さんによる研究発表も行われました。同じ高校生でありながらハイレベルな研究に取り組む彼女の姿に、参加者からは驚きの声とともに、学習意欲が高まったという感想も聞かれました。
講座終盤には、第一線で活躍されている研究者や専門家を交えた座談会が行われ、量子コンピュータに関わるキャリア形成など、参加者自身が将来について深く考える良い機会となりました。
12月21日(土)に、柏の葉にある東京大学の新しい研究拠点FS CREATIONにて、分析化学実験講座を開催しました。今回は、東京大学の佐藤宗太特任教授を講師にお迎えし、県内7校合同企画として、物質の化学分析について学びました。
講座では、高校ではなかなか触れる機会のない質量分析(MS:島津製作所)、核磁気共鳴スペクトル(NMR:日本電子)、X線結晶構造解析(XRD:リガク)といった最先端の分析機器の扱い方を、各メーカーの技術者の方々から直接指導していただき、持参したサンプルの分析を行いました。また、本講座は社会連携講座の一環として、柏の葉の開発を手掛ける三井不動産の方から、柏の葉のスマートシティ化やサイエンスと街づくりについての講義もいただきました。
講義や実習はノンストップで進められ(休憩は各自)、昼食時にはランチタイムディスカッションを行うなど、これまでにない濃密な構成で、充実した一日を過ごすことができました。
10月19日(土)から20日(日)にかけて千葉県総合教育センターで開催された「千葉県児童生徒・教職員科学作品展」の一般公開に合わせ、理数科の取り組みを紹介するブースを出展しました。
ブースでは、理数科および理数系列の各学校の取り組みや特色を紹介する資料を配布したり、活動紹介の映像を上映したりすることで、来場した児童・生徒や保護者の方々に理数科の魅力を伝え、進学を促進しました。
8月24日(土)に千葉工業大学津田沼キャンパスを会場として、理数科の魅力発信イベント「理数科進学フェア」を実施しました。理数科進学フェアは、学校提案型魅力発信事業(事務局:佐倉高校)の一環で、理数科や理数教育に関心を持ってもらうことを目的とした交流型イベントです。
当日は、理数科および理数系列の学科を設置する公立高校10校(県立8校+市立2校)が協力し、小・中学生を対象とした体験型の実験教室を開きました。理数科に在籍する生徒が講師役となり、実験や観察を通して理数科目の面白さを伝えました。実験の待ち時間には、理数科での学校生活や普通科との違いなど、実際に理数科で学ぶ生徒たちの生の声に熱心に耳を傾ける来場者の姿も見られました。