理数教育拠点校は、千葉県の「県立高校改革推進プラン(第一次実施プログラム)」の一環として、千葉県教育委員会によって設置されました。 (詳細はこちらのリンクから,ご覧いただけます。)
この事業の目的は、県立船橋高校を事務局とし、理数科や理数系列の学科を設置する県立高校8校(以下、理数校)、研究機関や企業(以下、外部機関)、大学、および小・中学校との連携を推進し、県全体や地域における理数教育(科学的な探究、領域横断的な学習、体験的な学習など)を充実させることです。
*理数校とは、県立船橋、県立柏、木更津、佐倉、佐原、匝瑳、長生、成東の8校を指します 。
また、実際の企画立案や運営にあたっては、千葉県高等学校長協会理数部会の支援を受けながら、県内のSSH指定校や理数科設置の市立高校などと協力し、サイエンススクールマグネット千葉(SSマグネット千葉)という組織を立ち上げ、活動しています。
サイエンススクールマグネット千葉は、2011年に県立船橋高校のSSH重点枠(地域連携)として始まったサイエンススクールネット(SSネット)を前身としています。SSネットは、千葉県内の高校と中学校が連携し、「科学人材の育成ネットワークシステム」の構築を目指したもので、当時の研究開発課題は「科学的創造力のある人材を育成する全県的な学校ネットワークシステムの開発」でした。
今回、県立船橋高校のSSH重点枠が2023年度に終了したことに伴い、名称を「SSマグネット千葉」と改め、活動内容を理数教育拠点校の事業として引き継ぎました。「マグネット」という名称には、様々な人や組織を引きつける磁石のような存在でありたいという願いが込められています。
SSマグネット千葉は、主に県内の児童生徒が参加するイベントの企画・運営を行っており、拠点校事業の中核を担う組織となっています。県下全体で大規模なイベントを開催する際には、理数教育拠点校が中心となり、市立高校や私立高校と協力して実施しています。(令和6年度の連携校は以下の12校です。)