「外部団体・施設との協働」をテーマに、坂井市三国にある大沼養蜂園「はちみつ屋」の活性化に向けて取り組んだ。現地リサーチへ出掛け、店主の大沼さんから商品や店舗に関する情報を聞き、店内の雰囲気や商品売上の向上に貢献できそうなアイデアを出していった。具体的な制作内容として、のぼり、のれん、店内掲示物のリニューアルや商品値札、瓶のラベルなどをデザインし店舗や商品の魅力を引き出すデザインを施した。
11/10(土)三国港朝市で制作したデザインを使用し販売活動を行った。体験ブースも設け、はちみつハンドクリーム作り体験を楽しんでもらうことができた。当日の売り上げが好調となり、生徒たちは商品のデザインやブランディングの重要性を実感した。このプロジェクトを通じて、地域の団体との協働の大切さを学び、自分たちの創造したデザインがどのように店舗の魅力を高め、売り上げに貢献できるかを体験的に学ぶことができた。また大沼さんの既存の販売スタイルを壊さずに、改善を加える難しさや、統一感のあるデザインをチームで共有しながら制作する重要性にも気づくことができた。
取り組みが動き出すまでは連携先選びの不安があったが、生徒が主体的にデザインでどのように役立てるかを考え、慎重に連携先を決められたことで、最後までモチベーションを高く保ちながら取り組むことができた。
木津蒼生(至民)、東原愛桜(社)、森 若菜(社)山下紗百合(国見)、横山葉月(社)、芳中柚月(中央)
地方の人口減少が進む現在、私たちにできることはないか考え行動した。福井県では25年後の2050年には約57万人になると予測されている。このままではそこで地方への移住を検討している人が、生活の基盤となる仕事・学び・食の魅力を知り、移住の後押しとなるようなモニターツアーを企画・実施した。
福井駅集合 ➡ セーレンTPF事業所 ➡ 科技高 ➡
ヨーロッパ軒 ➡ 福井駅解散
参加者感想『ツアーを通じて、素直で暖かな県民性を実感し、自然や生活環境などに魅力を感じました。
福井も移住先の候補になりました。』
昨年の特殊詐欺被害額は約450億円で、多くの高齢者を含めて被害にあっていて一向になくならない。犯人からの電話内容は巧妙にストーリーができているからか、早い段階で詐欺ではないかと疑いを持てば被害にあわなくて済む可能性が高くなる。この対策を検討した。
産探からの延長で性的少数派に対する偏見を無くし理解を深めるためにどうしたら良いか考えた。LGBTQ映画祭ポスターのデザイン応援や映画祭でのインタビュー、映画鑑賞、考察を行った。
昨年機械システム科の今村先生が作られたカット機に、安全対策を施した。また新体操部から、床練習での着地用マットの依頼があり、カットした糸をマット内に詰めて製作した。
本校南に位置する社南地区は、福井市で4番目に人口の多い地区ながら、大豆や米などの特産品
も多い、商業施設・自然・住宅地のバランスの良いエリアである。課研メンバーには至民中出身者
も2名いることから、社南公民館を通じて地域貢献ができないかスタートした。
当初は、地域特産の大豆を生産加工している農家と協働し、商品パッケージや販促関係のデザイン
を担当し、第6次産業の取り組みを計画していたが、協力を得るに至らず頓挫。急遽公民館事態が
抱える課題をデザインで改善することにした。
①薄暗くて利用し難いロビーエリアのリニューアル
展示物•刊行物の整理、分類、表示。ロビー内の断捨離、レイアウト変更。
昭和•平成時代の大量のトロフィーを回収、解体。アートなスクリーンに再構成して納品。
②社南地区の児童館•こども園を利用する児童のためのワッペンデザイン
公民館を通じて地区の6施設の要望を聞き取り制作した。
③公民館利用ガイドのリニューアルデザイン
情報を整理し、公民館で更新できるようWordで納品。
④社南公民館名物「付箋アート」デザイン
連携以降の公民館利用者の反応は直接確認できてはいないが、公民館職員のみなさんからロビーの雰囲気が明るくなった、また利用者も職員も整理された情報にアクセスし易くなった、などの感想をいただいた。
デザインと染色の融合で何ができるのかをテーマに、布を使用した作品作りを行なった。
まずは、学科名変更に伴い、変更が必要な3年生の教室廊下のタペストリーを製作した。1・2年生の廊下の作品を参考に各学科のテーマカラーを生かしてデザインを考えた。各学科をイメージしたモチーフを学科名の下に配置した。文字のフォントやサイズにも試行錯誤した。化学繊維の布を使用した為、ヒートカッターを利用し裁断後、縫製した。伝わるデザインを意識して、メンバーで相談しながら製作した。
布小物の巾着袋は、出来上がりのイメージをスケッチ後、スケッチの色と同じ色になるよう布を染めた。デザイン画にあわせて、色々な染色の手法を
利用し、作品作りに取り組んだ。
夏の中学生体験入学にて、どんな実習を体験してもらうかを考察。限られた時間内に、どのような作業をしてもらうか、どうしたら実習が楽しく感じるかを自分たちなりに考え、【海の生き物】や【コースター】を織ることにした。作業手順や技法、学校や学科のことを説明するなど、体験時は中学生たちと積極的に交流した。
2学期からは、実習中に廃棄として出る糸の残りからポンポンやタッセルを作り、FWI福井チャレンジ応援文化祭にて釣りゲームの景品として出品。売り上げを能登半島地震の義援金として寄付した。同文化祭では、自分たちで配色やデザインを考えたコースターも販売した。普段の実習では学ぶことができない、織物の表現や技法、自分たちが制作したものを商品として売り、買っていただく喜びを学ぶことができた。
企業をP Rするためのキャラクターデザインの依頼を受け、制作に取り組んだ。
クライアントからのイメージやコンセプトを考慮したデザインを各自が作成し、プレゼンテーションを行い、最終的には企業関係者と生徒による投票でデザインを決定した。また、ネーミングについても話し合い、人材派遣会社なので、求人・求職の助っ人「求助 きゅ〜すけ」に決定した。
キャラクター決定後は、「職種」・「イベント」「表情」をテーマにそれぞれがデザインを行い提案した。今後は、企業のH PやLINEスタンプ、SNS、企業CMでの展開を計画している。
企業のイメージアップに期待したい。