学校の歴史
昔(1933~1944年)、本校敷地には福岡市動植物園がありました。5096坪の敷地に哺乳類65種類164匹、鳥類124種500羽などの動物たちが住み、植物も100種余りの内容の充実さで、当時の新聞では、日本五大動植物園と遜色ないと紹介されていたそうです。しかし、太平洋戦争戦局悪化のため、その動物たちは、殺されていくという悲しい出来事がありました。その話は福岡市教育委員会が発行する人権読本「ぬくもり」に掲載されています。
その後、その動植物園は現在の地に移設され、本校西側には今もなお当時の門が現存し、「福岡市有形文化財」に指定されています。なお、中庭にある池(くじら池)も、当時オットセイやアシカなどがいたそうで、大濠公園に現存する浮御堂は、この地にあったものが移設されたものです。
本校は、福岡市の北東部に位置し、学校付近には、地下鉄馬出九大病院前駅やJR吉塚駅などがあり、市中心部へのアクセスも便利な場所にあります。
学校周辺には、福岡県庁を始め、県警察本部・県合同庁舎・税務署等の行政機関が多くあります。また、九州大学や県立図書館等もあり、学術研究機能にも恵まれた文教地区でもあります。
校区内また校区周辺には、筥崎宮など古くから残る神社仏閣があり、博多曲物などの伝統工芸の技術も長く受け継がれています。本校は、明治41年の開校以来、地域の歴史と伝統を誇りに教育活動を行っています。
保護者読み聞かせや各種PTA活動、GTとしての学習活動への参加など、地域や保護者の方々の学校教育への参画も多く行われています。
校章
校歌
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学校沿革
明治33年 ○筑紫郡堅粕尋常小学校分校として馬出に設立される
41年 4月 ○堅粕尋常小学校より分離開校し、福岡県筑紫郡馬出尋常小学校と称する
45年 4月 ○高等科を併置し、馬出尋常高等小学校と改める
昭和 3年 3月 ○福岡市に含併せられ、福岡市馬出尋常高等小学校と改称する
6年 ○馬出小学校後援会発足(~昭和22年3月まで)
12年 4月 ○高等科を分離し、福岡市馬出尋常小学校と改称する
16年 4月 ○福岡市馬出国民学校と改称する
22年 4月 ○福岡市馬出小学校と改称する
○馬出小学枚父母教師会発足
32年 6月 ○教室不足のため、二部授業を実施
移動教室(かまぼこ校舎)を運動場に移築
10月 ○馬出小学校創立50周年記念式典を挙行
36年 ○福岡県小学校音楽コンクール優秀賞受賞(昭和38年まで3年連続)
37年 ○養護学級併設
39年 4月 ○東福岡養護学校開校に伴い、分教場及び養護学級を移行
42年 6月 ○留守家庭学級開校
○交通安全運動実践校優良賞受賞(昭和43年まで2年連続)
43年 ○交通安全運動実践校優秀賞受賞
44年 5月 ○交通安全運動実践校優秀賞受賞(昭和46年まで4年連続)
53年11月 ○馬出小70周年、福岡中30周年含同記念式典を挙行
55年 ○保健優良校優良賞受賞(昭和56年まで2年連続)
58年 8月 ○福岡中学校、旧博多第一中学校跡地への移転
旧福岡中学校跡地校舎小学校用に改修
○よい歯の学校優秀賞受賞(昭和59年まで2年連続)
59年 3月 ○馬出小学校、旧福岡申学校跡地へ移転
4月 ○馬出小学校移転・開校
60年 ○学校保健安全優秀賞受賞
○海の記念日スケッチ展学校賞受賞
62年 ○海の記念日スケッチ展学校賞受賞
平成 5年10月 ○措置校公開授業研究会を実施
発表「子ども達に未来を切り拓く展望を持たせるために」
6年 6月 ○福岡市PTA連含会より「優良PTA」として表彰受賞
8年 3月 ○パソコン教室設置
9年 6月 ○ランチルーム設置
10年 5月 ○プール更衣室等改築
11年 1月 ○校舎屋上全面舗装
3月 ○作業倉庫改築
10月 ○空調設備機能回復工事
○プール本体改築着工
12年11月 ○福岡市同和地区関係校公開授業研究会にて授業を公開する
14年 5月 ○CBS斉州放送少年少女合唱団演奏交流会を実施
15年 7月 ○校舎改造工事着工
16年 7月 ○校舎改造2期工事着工
17年 7月 ○校舎改造3期工事着工
20年11月 ○創立100周年記念式典
22年11月 ○舞台芸術体験(東京シアターオーケストラ来校)
22~23年 ○校舎耐震工事完了
24年 9月 ○外壁工事完了
25年11月 〇研究発表会
『主体的な学びを生み出す学習の創造「生活科・社会科における対話活動の工夫』
30年 〇創立110周年
令和 2年11月 〇文化芸術による子供育成総合事業(関西二期会来校)
令和 3年11月 〇観劇会
令和 4年11月 〇音楽鑑賞会(ジャパンマーベラス来校)
歴代校長
初代 飯永 傳太郎
2代 吉村 誠
3代 大内田 績
4代 秦 陸
5代 吉浦 善三郎
6代 清水 競
7代 宮内 文平
8代 牧園 貞
9代 谷 元
10代 土丼 良貴
11代 濱 三義
12代 笠 進
13代 渕上 三郎
14代 橋本 文男
15代 吉永 大作
16代 守部 巖
17代 手蔦 正己
18代 岡村 憲人
19代 水落 常人
20代 宮本 正弘
21代 永沼 慶右
22代 森部 潔俊
23代 古賀 勝喜
24代 山内 輝美
25代 大屋 修
26代 榊原 雅子
27代 松田 修
28代 若尾 勉
29代 宮崎 重人
30代 太田 惠介
31代 大戸 和廣
32代 鬼塚 こゆき
33代 吉村 明
34代 西川 秋生