『まちが元気を創り出す 子どもの健康応援プロジェクト』における
小学校で行われる取り組みの内容の説明文書
小学校で行われる取り組みの内容の説明文書
本文書は,研究内容や同意に関することがらなどについて説明し、研究参加のご判断に役立てていただくためのものです。この研究は千葉大学大学院医学研究院の倫理審査委員会で、人権擁護の面を含めその倫理性ついて検討を受け承認されています。時間をかけて注意深くお読みください。
この文書をよく理解した上で研究参加に同意していただける場合には、「同意する」ボタンを押してください。もちろん、同意いただけないからといって、そのことによりあなたが不利益をこうむることは一切ありません。
本文の残りの部分をご一読いただき、研究についての詳細をご確認ください。なお、以下の文書の中でわかりづらい点、もっと説明して欲しいことがありましたら、遠慮なくお問い合わせください。
(1)研究の目的および意義
子どもたちの食事や運動といった生活習慣の改善を目的とした、子どもを取り巻く環境整備の効果を検証し、地域全体の健康水準の向上を目的とした研究です。楽しく健康的な生活習慣を身につけられるような取り組みを日常生活の中で実施し、その効果が子どもたちの健康にどの程度良い影響を与えるかを評価します。
(2)取り組み実施の方法・内容・スケジュール
小学校で行われる取り組みの内容
子供たちが、健康的な生活習慣を身につけられるよう、学校の先生と協働して小学校の校舎や校庭を舞台に、運動が苦手な子も得意な子も、それぞれのペースで楽しめる取り組みを行う。具体的に以下なような取り組みである。
• スーパーケンケンパ:普段の学校生活で子どもが行き来する、昇降口~校門間の屋外床面や体育館に、足型などのサインを設置し、その遊び方や難易度を示すガイドを脇に配置し、安全に楽しく遊べる空間を創出する。
• ウェルネストラック:カラーコーンを活用した仮設型のチェックポイントや、建物の外壁・ガラス面を利用した壁面型のポイント、掲示板に貼り出すポスター型のポイントを学校内の各所に設置し、参加者が様々な場所を巡ることでポイントを発見する楽しみを促す。
• 遊具コンプリートカード:各遊具にナンバリングステッカーを設置し、遊具コンプリートカードの番号と整合させる。カレンダー形式の遊具コンプリートカードは子供達に配布され、その日遊んだ遊具の番号にチェックをつけていくプログラムを実施する
• ポーズで朝の会:週に一回、曜日を決めて「ポーズで朝の会」を実施する。ポーズは日直(またはチーム)が考案し、そのポーズを取りながら決められた時間、先生の話を聞く。考案者はポーズに名前を付け、スケッチを記録に残す。
• むし・みっけ帳:「スケッチブック形式の“むしみっけ帳”」を子どもたちに配布し、その日に見つけた虫や花のスケッチを描く。描いたスケッチの枚数に応じて、シルバー・ゴールド・ダイヤモンドなどのシールを付与する。さらに、教室には「むしみっけマップ」を設置し、見つけた場所にシールを貼っていく。
スケジュール
· 2025年12月〜2027年7月:運動や食事に関する取り組み
※本説明書に記載されている介入内容は、現時点での案に基づくものであり、確定したものではありません。実際に学校で実施する内容や方法、スケジュールにつきましては、学校の状況やご意見を踏まえるとともに、千葉市教育委員会との協議を行いながら、段階的に調整してまいります。今後、千葉市教育委員会とも最終的な確認を行い、学校の負担や児童の安全性に十分配慮しながら、柔軟に進めていく方針です。
(3)取り組みにおける予想される効果
本研究は地域社会における小児肥満の予防と健康増進に貢献することができ、千葉市における小児肥満対策の推進だけでなく、世界規模での小児肥満予防に向けた知見が得られることが期待されています。
(4)取り組みにおける予想される危険性
本研究における小学校での取り組みは、日常生活の中で無理なく取り組める内容であり、運動や食事に関する一般的な活動のため、特別な危険性はありません。
本研究における小学校での実施プログラムは、主に子どもたちに向けた健康的な生活習慣をテーマとした出前授業は情報発信等の提供であり、研究に起因する身体的な不利益が生じる可能性は極めて低いと考えられます。
(5)取り組みに同意しない場合でも不利益を受けないこと
研究への参加は任意です。この研究への参加は、施設の自由意思で決めてください。参加を希望されない場合でも、小学校として不利益を受けることは一切ありません。
(6)取り組みに同意した後、同意を撤回できること
本研究は同意を得てから約2年間継続されます(最長2027年7月まで)。一旦同意した場合でも、不利益をこうむることなくいつでも同意を撤回することができます。
ただし、同意を撤回した時点で、すでに研究結果が論文などで公表されていた場合のように、研究結果を廃棄することができない場合があります。
もちろんこのような場合でも、施設を特定できる情報が公表されることは一切ありません。
同意を撤回した時点をもって、下記の介入内容の実施は中止いたしますが、撤回前に実施された介入内容による結果を返却いたしません。
(7)この研究に関する情報の提供について
この研究の実施中に、研究への参加の意思に影響を与えるような新たな情報が得られた場合には、すみやかにお伝えします。
また、この研究に関して、研究計画や研究方法に関係する資料をお知りになりたい場合は、他の参加者の個人情報や研究全体の目的や進行に支障となる事項を除き、お知らせすることができます。
研究の進捗状況や結果については、ウェブサイトを通じて随時お知らせいたします。また、ご質問がございましたら、いつでも研究事務局までお問い合わせください。
本調査研究に関するウェブサイト: https://spms.faculty.gs.chiba-u.jp/
(8)本研究に係る資金源、起こり得る利害の衝突及び研究者等の関連組織との関わり
この研究は、ノボ ノルディスク ファーマ株式会社との共同研究として実施します。研究実施のためにノボ ノルディスク ファーマ株式会社から資金提供を受けていますが、千葉大学大学院医学研究院臨床研究利益相反委員会に報告し、利益相反管理を適正に行い、研究成果に影響を与えるような利害関係はありません。また、本研究の実施のための資金提供以外にノボ ノルディスク ファーマ株式会社との間に開示すべき重要な利害関係はありません。
(9)研究組織
この研究は,以下の組織で行います。
【研究代表者】
千葉大学予防医学センター 准教授 中込敦士
【研究実施担当者】
千葉大学予防医学センター 特任教授 近藤克則
千葉大学予防医学センター 特任助教 河口謙二郎
千葉大学予防医学センター 特任助教 井手一茂
千葉大学予防医学センター 特任研究員 阿部紀之
千葉大学予防医学センター 特任研究員 LINGLING
千葉大学予防医学センター 特任研究員 飯塚玄明
千葉大学予防医学センター 准教授 花里真道
千葉大学予防医学センター 技術補佐員 竹内由夏
(10)研究担当者と連絡先(お問い合わせ窓口)
この研究について詳しく知りたい方、研究に情報を利用して欲しくない方は、下記の窓口にご連絡ください。
【お問い合わせ窓口】
千葉大学予防医学センター
責任者:中込敦士(准教授)
住所:千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33 工学系総合研究棟Ⅰ-104号室
千葉大学予防医学センター社会予防医学研究部門
電話:043-290-3177内線3177(担当:LINGLING「リンリン」)