応用物理工学コースは、個性豊かな13研究室から構成されています。4年生になると研究室へ配属されて、卒業研究に着手します。各研究室のウェブサイトは、以下のリンクからアクセスしてください。
極低温や超強磁場、超微細などの極限環境下における新奇な量子物理現象の探索や、ナノサイズの物質設計と局所場を利用した量子状態制御の工学的応用に関する研究を通して、ナノ・テクノロジーの基礎としての量子物性工学を追及しています。
研究分野: フラクタル、複雑ネットワーク、臨界現象、量子輸送、トポロジカル相、低次元電子系、トポロジカル超伝導、超伝導現象論、開放量子系、計算物理学
研究分野: 電子輸送現象の理論、半導体超格子2 次元電子系、スピントロニクス物性理論、特に電子系の量子輸送現象と光学応答の理論
研究分野: トポロジー理工学、トポロジカル結晶、トポロジカル超伝導、トポロジカル重力理論、量子相転移、カイラル物性、ナノ量子プローブ測定、低次元有機導体のトポロジカル物性、低温・高圧物性
研究分野:金属・半導体・誘電体の薄膜構造・ナノ構造における超短パルスレーザーによる超音波発生・検出、表面弾性波の可視化、固体内での超高速の電子・熱拡散、極限光物性、音響メタマテリアル、プラズモニクス
新機能を有する物質構造設計と複雑凝縮系の原子・分子レベルの構造解析法の開発、そして生体・高分子を構成要素とした誘起複合系の物理工学的理解と工学応用の探索を通して、従来の固体物理の枠を超えた物質物理工学を目指しています。
研究分野:結晶物理、X線回折、準結晶の構造と物性、結晶成長、複雑構造合金結晶、金属間化合物、高次元結晶構造解析
研究分野:ナノバイオテクノロジー、単原子・ナノイメージング、グラフェン、高分解能電子顕微鏡、非線形ダイナミクス、水・氷・クラスレート、結晶成長、ナノバブル、細胞凍結保存
研究分野:大きな非平衡下における量子液体や量子固体の可視化、超流動ヘリウムの流体力学、ヘリウム量子結晶の成長ダイナミクス
超高速量子現象の解明と制御、近接場光計測や極微弱天体観測などの極限現象への計測応用を通して、光をはじめとする波動現象とその量子性を活かした極限機能・新計測技術の開拓と実現化を目指しています。
研究分野:非線形光学、非線形レーザー分光、光渦(位相特異性をもつ光)・軸対称偏光(偏光特異性をもつ光)、光マニピュレーション、チャープパルス増幅
研究分野:固体光物性、半導体量子ナノ構造のスピン物性、スピンダイナミクスのコヒーレント制御、核スピン分極制御、超高速光科学、高光電場物理、アト秒科学、光化学反応ダイナミクス
研究分野:量子力学実験、量子光学、中性子光学、量子基礎論、光工学、宇宙光学、ハイコントラストイメージング、補償光学
ナノ構造における電子スピン制御と新たな量子デバイスの開発研究、超伝導体や半導体ナノ構造の光物性の探索とデバイス応用、原子の振動を制御するための人工的結晶であるフォノニック結晶中の波動伝播特性の解明・制御とナノ・フォノニクスの開拓を通して、固体中の量子現象の解明とその応用を追及しています。
研究分野:ナノスケール構造におけるフォノン、電子輸送現象、電子・フォノン相互作用、フォノニック結晶、NEMS、金属・半導体の電子構造、金属クラスターの構造と電子状態
研究分野:量子通信、半導体量子ナノ構造の光物性、量子光学、エピタキシャル成長
研究分野:超伝導体・半導体の光物性及び光制御、時空間分解分光開発と光物性探索応用、半導体ナノ構造の理論、特に励起子及びその複合体、スピンエレクトロニクス