個性という「色」をもった大人と子どもが同じ時間を過ごせる居場所
「個人事業主・フリーランスで働く大人・趣味の時間を楽しみたい大人」
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「学校に行きにくさを感じている子どもたち・生き辛さを感じている子どもたち」
が、同じ時間を過ごせる居場所の名前です。
カフェのような空間で、大人と子どもが同じ時間を過ごす....
『彩り』という言葉には、
「色をつける・配色・華やかな変化」という意味があります。
個性という「色」をもった大人と子どもが同じ時間を過ごすことで、どんな配色(繋がり)が生まれ、どんな変化が起きるのか。
オフィスをもたず自宅で仕事をしている個人事業主の方や、フリーランスで働いている方、
家で趣味を楽しんでいる方が週に一度、自宅以外の場所で仕事や趣味の時間を過ごします。
そうすることで、集中する時間や、気分転換ができ、環境が変わることで新しいアイディアが浮かぶかもしれません。
子どもたちには、自分の好きなものを持ってきてもらい、自由に過ごしてもらいます。
本を読んだり、何かを創ったり、ゲームをしたり.....
そしてそこにはちょっとしたケーキなどのスイーツが♪
(就労施設の子どもたちが作ってくれるケーキ)
特にお互いが干渉するわけではないけど、誰かと同じ空間にいるという安心感。
繋がりを感じられる時間。
そんな時間と場所を創りたいと考えています。
私は子どもたちに向けて、家と学校以外の第三の居場所創りを目指しています。
なぜそんな居場所を創りたいのか。
私は幼少期から、複雑な家庭で育ちました。
そのため家には居場所も逃げ場所もありませんでした。
小学校に行っても居場所はなく、毎日が本当に辛かったです。
学校に行きたくなくても、両親が共働きだったこともあり、一日も学校を休ませてはもらえませんでした。
でも高校生のころ自分の中で限界を感じて、どうしても学校に行きたくないと思い、
ある日子ども電話相談に電話をしました。
その時に対応してくださった方が、
『そんなに辛いなら学校を休んでもいいよ』
っと言ってくれました。
それまで誰もそんな事を言ってくれなかったので、その言葉に本当に救われました。
そして2年前に、地元の新聞で電話相談の受け手不足の記事を読みました。
その記事を読んだ時、自分が昔受け手の方の言葉に救われたことを思い出し、
世の中に『恩返しがしたい』という感情が湧いてきました。
そこから受け手になるための勉強をしたのですが、そこでいろんな事情の子どもたちがいることを知りました。
また私は自分の子供が発達障害ということもあって、
『にじいろあそび』という、発達障害のお子さんやママさんたちに向けての活動もしています。
その活動の中で、不登校のお子さんをもつ親御さんと関わることも増えてきました。
いろいろお話を聞く中で、最近の子どもたちの事情を知ることがあります。
私の子供時代のように、分かりやすい理由があって学校に行けなる子だけではなく、
ある日突然学校に行けなくなる子、心が満たされていない子、いろんな子どもたちがいることを知りました。
子供のころ私は、家と学校の二つしか「場所」の存在を知りませんでした。
でも今は、それ以外の場所がたくさんあることを知っています。
世界が広いことも知っています。
もし昔の私のように、家と学校以外の場所を知らない子どもたちがいるとしたら、
ぜひいろんな居場所があることを知ってもらいたいし、
私自身が恩返しとしてそういう場所を創れたらと思いました。
そして幼いころから大人になるまで幸せを感じたことがなかった私が、
今はとても幸せに生きられています。
そんな私にしてくれた世の中に恩返しがしたい。
そこで最初はフリースクールを思いついたのですが、
フリースクールを作ろうと思うと、人件費や場所、継続していくための費用がかかります。
すぐに始めるのは難しい。
でも自分たちにできることから何か始めたい!
と思った時に浮かんだのが、いろどりカフェでした。
いろどりカフェは、職員という立場の大人がいなくても、常に誰かがいる。
たくさんの大人が子どもたちと関わるという空間と時間が作れると思いました。
最近では個人事業主やフリーランスで働く方、テレワークなどで働く方も多いので、
関わってくださる方がたくさんいるのではないかと思いました。
まずは、いろどりカフェを続けて、関わって下さる方・協力してくださる方を増やしていく。
そしていつかはカフェという箱を飛び出して、自然の中に場所を移していきたいと思っています。
自然の中で子どもたちが走り回る姿をみたい。
田んぼや畑があり、動物たちもいる。
地元の木を使った建物があり、パソコンやゲームに興味がある子は、そこで遊ぶこともできる。
そんな場所でみんなで笑えたらいいなと思っています。
はたけやま しの
石川県金沢市生まれ
小学5年生、年長の男の子のママ
2016年 友人たちと『にじいろあそび』を立ち上げる。
2年間活動を休止したのち、
2020年 4月 一人で活動を再開。
2020年 8月 個人事業主になる。
(子どもたちの居場所作りの活動
イベントの事務局・スタッフなど)
2021年 5月 友人たちと『&』を立ち上げる。
にじいろあそびは、2016年に友人たちと立ち上げました。
2016年は、福井県池田町にて一泊二日のキャンプ
2017年は、石川県金沢市にて一泊二日のキャンプ
2018年は、石川県金沢市の川上幼稚園にて、炊飯や自然遊びのイベントをしました。
2016年 参加者のみなさまと
2017年 参加者のみなさまと
2020年4月 発達障害、グレーゾーンのお子さんを持つ親御さんが、悩みを話したり、情報をシェアしたり、
子どもたちがナナメの関係(親でも学校の先生でもない第三者と子どもとの新しい関係)を作れる場所を
みんなで一緒に作っていきたいという想いから一人で活動を再開。
2020年4月~2021年4月までに、お茶会を5回開催。
クリニックの先生とのコラボ企画として、栄養療法から発達障害にアプローチをしてみる勉強会を3回開催。
2020年10月 夕日寺健民自然園にて自然遊びの会を開催。
そして2021年 5月1日、子どもたちの安心できる場所、安堵できる場所、共に、一緒に、繋がりを感じられる場所
を創りたいという想いから、同じ想いを持った友人4人で『&』(あんど)を立ち上げました。
&ではこれから、学校に行きにくさを感じている子どもたちと、繋がりを持つための企画を6月20日に考えています。
また7月には、にじいろあそびとのコラボ企画で、子どもたちが主役・子どもたちが企画の夏祭りを開催予定です。
秋以降には、収穫体験や職業体験、自然遊びのイベントができたらと思っています。
①場所については、例えばカフェや店舗の休業日にお店をお借りできたら嬉しいと考えています。
→店舗の休業日を貸し切りという形でお借りすることで、店舗を有効活用できるのではないでしょうか。
そして参加してくださる方がSNS等でシェアをすることで、お店の宣伝にも繋がる。
場所も固定ではなく、何カ所か移動しながら開催していきたい。
そうすることで、いろいろな地域の子どもたちに参加してもらえると思います。
または週に一度レンタルスペースとしてお借りできる場所を探します。
②仕事をするためのカフェなので、仕事に集中することができる。
いつもと違う環境で仕事をすることで気分転換にもなり、新たなアイディアが出ることが期待できる。
また、いろいろな業種の方が利用するので、参加者さん同士で新しい繋がりもでき事業の拡大にも繋がる。
③ただ仕事をする場所ということではなく、子どもたちと何かの形で関わりたいと思っている大人の方にも
ぜひ参加してほしいと思っています。
いろいろな方達から話を聞く中で、「子どもたちのために何かしたい」
っと思っている大人がたくさんいると感じています。
そんな素敵な想いを持った方たちのお手伝いもできる場所にもなります。
④子どもたちからアイディアをもらったり、手伝ってもらったりすることで、子どもたちも新しい体験ができる。
新しい体験ができることで、自己肯定感に繋がったり、興味の幅が広がる可能性がある。
そして同じ校区内以外での、子ども同士でのぜひ繋がりも感じてほしい。
⑤リフレッシュタイムとして時々、例えば「おいしい珈琲の入れ方講座」や、
参加者さんの希望を取り入れたプチ講座を開催する。
その時に、大人と子どもの交流や繋がりがより深まればと思っています。
⑥利用料は、大人月額 3000円+ケーキ代、子どもは月額1000円+ケーキ代。
開催日は週に一回。
⑦実際に利用はしないけど、活動を応援したいと思ってくださる方に向けて、
月額1000円でサポーターも募集したいと思っています。
にじいろあそびや、&の活動を知ってもらい、
関わって下さる方・応援してくださる方を増やしていきたいと思っています。
そしてみんなで一緒に居場所作りをしていきたい。
よろしくお願いいたします。