(独)日本学術振興会

ゲノムテクノロジー第164委員会

第13回国際ゲノム会議を開催致します。

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第5期趣旨

ゲノムテクノロジー第164委員会はヒトゲノムプロジェクトが進行中の1996年7月1日に発足して以来、これまでゲノムテクノロジーの社会実装を進めるべく産学間で研究分科会、国際ゲノム会議等の活動を行って参りました 。産官学のフォーラムとしてテクノロジーのポテンシャルを見極め、ゲノムテクノロジーの進歩により生じる新たな社会的、倫理的課題に関する検討にも取り組んできました。ゲノムテクノロジー第164委員会は2016年10月1日より第5期を スタート 致しました。 ゲノム研究 は基礎科学はもとより医学研究をはじめとする生命科学のインフラとして根付きつつある一方、その成果は創薬研究から医療応用をはじめとして実用化に結びつ けられています。 我が国でも 近年ゲノム解析関連企業やパーソナルゲノムサービス企業が設立されている状況にあり 、さらにグローバルなゲノム解析コンソーシアムやデータ共有のアライアンスが進む中で、各国と協調しながらも我が国のゲノム研究の独自性を打ち出す必要にも迫られており、海外の研究者と直接議論できる国際交流の場を提供することは若手研究者育成の上でも重要です。
ゲノム研究が 未曾有の 大量 データを産出しつつある現在、情報処理技術開発や情報共有体制構築をゲノム研究者が産業界と密接に連携を取りながら 推進してゆくことが 、我が国の生命科学、バイオテクノロジーの発展には不可欠であり、産学(官)の連携の一層の強化を図ることを目的とし意欲的な活動を行って参ります。
委員長 油谷浩幸