じょうぶな構造と3Ⅾプリンタ 技術【7年】

6月18日、丈夫な構造を学習しました。見るだけではなく、補強の違いによって強度(ひずみ)が変わるのを体験できるように3Ⅾプリンタで模型を用意しました。

右下の黄色い模型は非破壊で強度の違いを体感するモデルです。

  白い模型は、破壊して壊れ方を実際に体験するモデルです。

モデルは、ろうかに展示しているので、自由に見て触って体験できます。

前年度、3Ⅾパズルを製作した際、ひずんだ不良品を耐久試験(破壊試験)に使った経験から、今回の丈夫な構造の授業で正式採用しました。

【追記】

3Ⅾプリンタ(技術革新)を使って、この授業で教具を消耗品として使う新たな取組以上のことが、社会や職場で起こりかねない可能性。


アメリカで開発されている無人戦闘機「XQ-58Aヴァルキリー」の脅威

安価で高性能な無人戦闘機を消耗品として運用されたら、空戦の常識が一変しかねません。

戦闘機は高価ですが、それと同時に、優秀なパイロットの育成(教育)には、時間と費用がかかります。時間をかけて育成(教育)した優秀なパイロットが、大量生産された無人戦闘機と消耗戦をすることになれば、パイロットがいなくなり防空を維持ができなくなります。(熟練パイロットの方が無人機より技量が優勢でも、数的な差があれば・・・)そうなると、空の無人化が一層進みます。


時間をかけて専門職を育てるより、自立制御された機械の方が仕事の効率がいいという現象が、社会や就労環境にも波及した場合、熟練した技術者の必要性が薄くなりかねません。就労のための教育も、より高度化するなど変革が求められることになりかねません。

登録日: 2019年6月18日 /  更新日: 2019年6月18日