月ヶ瀬の粘土で笛作り 美術【7年】

12月19日、順調に作業が進んでいます。


笛の音色にこだわる人や、笛の装飾にこだわる人など様々な笛を作っています。

二つとも生徒の作った笛です。

笛の空洞の作り方

・物作りの違いの比較

粘土による笛の作り方

①笛を2つに分ける。【切削する部品加工1】

②中をくりぬいて空洞を作る。【切削する部品加工2】

③再びくっつけて、すき間が無いようにきれいに成形する。【組立】

3Ⅾプリンタによる笛の作り方

①3DCADでデータを作る。【製図】

 もしくは、3Ⅾデータをダウンロードする。

②3Ⅾプリンタで一発出力。【積層させて完成】

 (大きい場合は、分割して作り、後で組み立てる。)

11月21日、美術で月ケ瀬の粘土を使って、音楽の授業に使うたて笛を見本に笛を作っています。


1学期の技術の授業で、3Ⅾプリンタで作った笛で演奏を実演しています。


笛といっても、色んな教科で色んな視点で取り上げることができるのです。

音楽で使うたて笛(大)、3Ⅾプリンタで作られたたて笛(小)。

 3Ⅾプリンタの笛も、接続部分をグリスで埋めるとしっかり音が鳴ります。接合部にグリスを使うのは、市販の笛も同じです。

音楽で、市販の笛を使います。

美術で、笛を作ることの難しさを体験します。

技術で、3Ⅾプリンタで作られた笛を身近に見ます。


結果、3Ⅾプリンタの潜在能力(可能性)を、身近に実感できます。

「月ヶ瀬粘土」について、リンク先の下に記事が書いてあります。

・カリキュラム・マネージメント

登録日: 2019年11月21日 /  更新日: 2019年11月21日