3Ⅾプリンタと今までの物作りの違い 技術【7年】

6月25日、3Ⅾプリンタの物作りは、今までの刃物を使う物作りと全然違います。この物作りの変革を、これから授業で学ぶ実習の流れと比較して、その違いを学びました。

 今までの物作り:製図→加工(主に、切断)→組立→完成

 必要とされるもの:鋭利な刃物(保守点検技術)

          刃物の加工技術(匠の技)

 3Dプリンタ :製図→製造→(組立)→完成

 ※組立不要のものもありますが、精密ものは、成型後、組立ます。

 必要なもの:CADデータ

3Ⅾプリンタは、技術の授業で徹底的に教え込む今までの「技術の考え方」とは違う考え方を物作りの現場に持ち込んだ道具(コンピュータの出力装置)です。

・3Dプリンタは、足し算の加工で、道具の制約がないので、今までにない形も可能。

・加工技術が差があっても、誰でも同じものを作れる。

・金型不要で、素早く試作を作れる。

・組立った状態で完成も可能。

3Ⅾプリンタに慣れ親しむために、ろうかに、3Ⅾプリンタ製と手作りの木製3Ⅾパズルを展示し、事前に見て触って体験し、理解を深めました。

木製の3Ⅾパスルは、ノミなど工具を使ってそれなりの加工技術が求められますが、3Ⅾプリンタ製は、CADデータがあれば、同じものを誰でも作れます。

登録日: 2019年6月25日 /  更新日: 2019年6月25日