マラソン大会を実施

11月4日。この日は朝から秋晴れのいい天気。先月の13日に練習を始めた頃と比べると朝の冷え込みは厳しくなってきましたが、それでも0℃を下回ることはありません。ここまで天候にも恵まれて順調に練習を重ねてきたので、いよいよその成果を発揮する時がやってきました。トイレを済ませた子どもたちが外に出てくると、緊張感と意気込みが入り混じったような表情が見て取れました。開会式が近付くと、運動場の周辺には応援に駆けつけてくださった保護者の姿が増えてきました。

わたし(校長)から伝えたのは、「自分はやり切った!という『達成感』を感じてほしい。」ということ。

「だれにでもしんどい場面が絶対にやってくる。そこで自分自身に『負けるな!』と言い聞かせて走り続けられるかどうか…それが大会が終わったあとの『達成感』につながる。精一杯、頑張れ!」と声をかけました。

続いて体育主任から諸注意。試走は済ませてるものの、本番で注意が散漫になると事故や怪我につながりますから。

このあと、入念に準備体操をし、1年生からスタート。1年生にとっては初めてのマラソン大会です。
「位置について…。よーい。」(おいおい、こっちを見るんじゃなくて前を見て…。)

「パーン。」
ピストルの音と同時にスタート。

運動場を1周した子どもたちは、外周コースへと出ていきました。待ち構えているのは保護者。オリンピックの応援並です。

1年生に続いて2年生もスタートラインに集合。胸に手を当て、ドキドキを静めます。

他学年の子は、自分の出番が来るまで応援に回りました。

ゴールした子どもたちの顔からは、やり切った表情が感じられました。でも、中には目指していた順に届かず、悔し涙を流している子も。その負けん気は、きっと来年につながるはずです。

1,2年生がゴールすると、次は3,4年生の出番です。こちらもトラックを1周してから、颯爽と外周コースに飛び出していきました。

3,4年がゴールすると、最後は5,6年。6年生は小学校最後のマラソン大会となるので、こぶしを挙げて気合いを入れました。

外周を3周するのは、なかなかハードです。でも応援してくれる下級生や、

保護者がいると、歩いてなんかいられません。

そしてゴール!

天候に恵まれ、応援に勇気付けられ、みんなよく頑張りました。錦秋の都祁路で、みんなが達成感を得られたマラソン大会になりました。

最後になりましたが、応援してくださった保護者の皆様、子どもたちの安全を確保してくださった駐在所の方にお礼を申し上げます。ありがとうございました。

登録日: 2021年11月4日 / 更新日: 2021年11月4日