なかなか見えないなあ…

6月18日。理科室に行くと、6年の子どもたちが顕微鏡をのぞいています。

(ははーん。さっき、校長室の外で6年生が葉っぱをとっていたけど、気孔を観察してるんだな…。)
と思いながら、机の間を回りました。
気孔を見るためには、まず葉っぱの薄皮をはがさないといけません。そこが難しいようです。

この日は曇り空だったので、子どもたちが使う顕微鏡(反射鏡が付いているタイプ)では見えにくそうでした。そこで、反射鏡の代わりに光源が付いているタイプの顕微鏡を教卓に置き、順番に見ていきました。

最高倍率にしても見えにくい気孔ではありますが、一つ一つの気孔はこんなふうになっています。

植物の仕組みや働きを知ることは、自然環境について考えることにもつながります。植物が気孔を通して二酸化炭素を吸収し、光合成を行って酸素を吐き出すことを知る……それは、緑の大切さを知ることでもあります。

登録日: 2021年6月18日 / 更新日: 2021年6月18日