どのカードを出そうかな

10月22日。6年教室に行くと、何人かずつグループになって小さな紙のカードを持っています。グループの向こう側(下の写真の左上)では、これまた何人かが集まって箱の中をのぞいています。

「何かな?」と思ってのぞいてみると、子どもたちがもっていた小さな紙のカードがいくつも入っていました。

担任に尋ねると、
「一人が1枚のカードを出すと、次の人はそのカードの前か後ろに自分のカードを1枚出して、おもしろい文を作っていきます。」
と教えてくれました。一種の「ことば遊び」ですね。

みんな時間を忘れて楽しんでいます。

言葉について学ぶ国語科の教科書は、「まじめ」に作られているだけに「おもしろさ」に欠けるところがあります。でも、世に存在する言葉の中には、おもしろいものがあるのも事実。新聞広告や落語、絶妙に作られた折り句はその一例です。そんな「笑い」を指向した国語の時間だけに、みんな楽しそうでした。

登録日: 2021年10月22日 / 更新日: 2021年10月22日