GoTo和歌山〈3〉~醤油蔵編~

11月11日の14時50分。「これでもか!」というぐらいミカンを食べた一行は、湯浅にある「角長」さんの醤油蔵に到着。蔵のHPによると、醤油樽は現役100年以上、直径2.3mの杉の大樽。和歌山の温暖な気候の中、濃口醤油は、1年から2年の歳月をかけてじっくりと熟成させる昔ながらの製法で作っているそうです。仕込みは冬。熟成は最初ゆっくりで、春になるにつれて菌や酵素の活動が徐々に激しくなり、時々、丁寧に櫂入れ(撹拌)することでフレッシュな空気が送り込まれ、醤油の発酵が活発になります。子どもたちもこの撹拌体験をさせてもらいました。秋・冬とゆっくりと熟成させることで、旨味を十分に引き出した濃厚でまろやかな醤油になっていくそうです。味見はできませんでしたが、蔵の匂いからふだん使っている醤油とは少し違うと感じたようです。なお、角長さんからは、帰りがけに角長醤油を使ったラーメンを一人一箱ずついただきました。

登録日: 2021年11月11日 / 更新日: 2021年11月11日