校長先生、見て見て!

7月6日。ここ数日、うっとうしい天候が続いていましたが、梅雨の晴れ間をぬって2年生が鉄棒や雲梯を使った運動遊びを行っていました。1,2年の学習指導要領に「運動」ではなく「運動遊び」と書いてあるのは、遊びの楽しさに触れながら基本的な動きを身に付けさせるためです。これが3年以上になると「器械運動」として発展していきます。
鉄棒の近くに行くと、たくさんの子が、
「校長先生、見て、見て!」
とわたしを呼び留めました。見せたかったのは逆上がり。できるようになった技を見せてくれました。

鉄棒や雲梯でを使った運動遊びでは、学習指導要領に「登り下りや懸垂運動、渡り歩きや跳び下りをする」と書いてあります。昔なら遊びの中で自然と身に付いたようなこととも、今では体育の時間に取り上げないと身に付かないものもあります。それだけ経験が減っているのです。

とにかく、遊びでも体育でも何でもいいから、登る、渡り歩く、跳び下りる、そして逆さになるという経験をいっぱい積んでほしいと思います。

登録日: 2021年7月6日 / 更新日: 2021年7月6日