水を比べる

7月7日。1階「ふれあいホール」では、4年生が総合的な学習の時間を使って水の学習をしていました。

前の時間には、笠間川の水源地で採ってきた水と市販されている4種類の水を飲み比べ、感想を書いています。

この時間は、それら5種類のを客観的に比較するため、硬度(軟水か硬水か?)やPH(酸性かアルカリ性か、それとも中性か?)を調べる実験を行いました。

実験から、水源地の水は中性で軟水だということが分かってきました。

硬度が分かったところで、子どもたちからは「もう一度、飲んでみたい。」という声も上がりましたが、この日はここまで。分かって終わる授業を「クローズドエンド」、もっと知りたいと興味・関心をもたせて終わる授業を「オープンエンド」と言い、この日は後者のスタイルでした。総合的な学習や社会科では、今回のような「学び続ける仕掛け」を意図的に仕組むことが重要で、教員にも伝えたことがあります(→こちらをクリック)。この日も、子どもたちからは「もっとやりたい!」という声が聞かれました。

水は身近かにありながら、実は奥深いもの。以前、わたしも「母をたずねて三千里」(古いなあ…)ならぬ、水を求めて旅先を回ったことがあります。硬度でいうと、大分県の「マグナ1800」という水は超硬水(硬度900)だった記憶があります。また、地下からドバドバと冷水が湧き出ているところがあって、飲むと炭酸水!衝撃的でした。

登録日: 2021年7月7日 /  更新日: 2021年7月7日