大文字と小文字

2月18日。4年教室に行くと、子どもたちが外国語科(英語)の学習をしていました。教科書とモニターと見ながら、何かを探して発表しています。

しばらく見ていると、地図イラスト(下の写真)に載っている英語のうち、大文字だけで書かれている建造物等(標識も可)を探し出していることが分かりました。STOPOPENGAS STATIONなど、たしかに大文字で書かれたものがあります。

続いて、大文字と小文字を織り交ぜて書かれているものを探す活動を行いました。

外国語科(英語)は、通常、5,6年で学習することになっていて、学習指導要領には「(言語材料である)『活字体の大文字と小文字』を言語活動と効果的に関連付け、実際のコミュニケーションにおいて活用できる技能を身に付けることができるよう指導する。」といったことが書かれています。奈良市では3,4年でも外国語科を履修するようにしているので、このような活動を行っているわけです。

なお、小学校や中学校で英語を習っているのに「外国語科」と呼んでいるのは、英語以外の言語を学習する余地を残しているからです。でも、小中とも学習指導要領に「外国語科においては、英語を履修させることを原則とする」と書いてあるので、実際は「外国語科≒英語」となっています。参考まで。

登録日: 2022年2月18日 / 更新日: 2022年2月18日