校区にお住いの作家に学ぶ
10月18日。以前、「地域の遺産から学ぶ」(←クリックするとご覧いただけます)と題した記事でも紹介したように、5年はかつて奈良の京終(きょうばて)と都祁の小倉(おぐら)を結んでいた「奈良安全索道」を題材にして総合的な学習に取り組んでいます。
この日は学習の一環として取り組んでいる「奈良安全索道物語」の創作にアドバイスをいただくため、校区にお住まいで『僕僕先生』(この作品は第18回日本ファンタジーノベル大賞を受賞)の作者でもある仁木 英之(にき ひでゆき)さんをお招きしました。
趣旨をお伝えしたら快く引き受けていただき、昼過ぎに来校。早速、担任と打合せを行いました。本校の保護者でもあるので、話はスムーズに進みます。
打合せを終えると、講話会場の「ふれあいホール」に移動し、まずは担任がこの日の学習のねらいやポイントを説明。
それが済むと、早速、仁木さんに登場していただきました。
物語に欠かせないのは登場人物。その中でも中心となる主人公の設定の仕方を教えていただきました。仁木さんからは、「とりあえず登場人物の性格を考えてみて、その次に『だけど…』というようにギャップを考えていくとおもしろくなる。」ということを教えていただきました。
仁木さんは5年生の子どもたちが小さいときから知ってくださっているので、気さくに声を掛けながらアドバイスしてくださいました。
書くことを生業にしておられる方から話を聞く機会は、そう滅多にあることではありません。貴重な創作活動の合間をぬっておいでいただいたことに感謝。仁木さん、どうもありがとうございました!
登録日: 2021年10月18日 / 更新日: 2021年10月18日