キュビナも使いながら…

9月15日。都祁の郷では早くも稲刈りが始まり、刈り取った稲(とは言っても、今はコンバインで刈り取りと脱穀を同時にやるので、正確には籾)を運ぶトラックが目に付くようになりました。
さて、そんな日に2階に行くと、5年1組・2組とも算数科で「通分」の学習をしていました。

1組では、問題を解きながら、ときには隣と相談。コロナ禍で学校の授業形態は、学校に登校して学習する「対面式授業」とインターネット環境を利用して家で学習する「オンライン授業」に大別されるようになりました。それぞれ一長一短がありますが、このようにリアルに学び合えるのは「対面式授業」のよさです。

このように子ども同士で学んでいくと、教員はほかの子の個別指導がしやすくなります。

一方、2組では子どもの進度に合わせてキュビナを活用。キュビナというのはAIが習熟度に合わせて問題を出題するデジタル教材の一種で、本年度より5,6年を対象に導入されています。下のようにchromebookの画面に指で入力すると、その正誤をAIが判断し○×を表示します。ちなみに、数字だけでなく、漢字や平仮名も読み取って○×を付けてくれます。

子どもたちが自分のペースで学習を進めていけるので、ここでも教員はほかの子の個別指導がしやすくなります。

本校では5年生だけでなく、他学年においてもデジタル(PC等を利用した方法)とアナログ(従来から行っている方法)を組み合わせたり、必要且つ効果的な場面で使う「最適必要性」(→詳しくはこちら)を意識したりしながら学力向上に努めています。

登録日: 2021年9月15日 /  更新日: 2021年9月15日