インターネット上のマナー

5月11日。5年2組の教室に行くと、道徳科でインターネット上のマナーについて学習していました。

マナーと聞けば、気を付けること、守らなければならないこと、あるいは約束事のようなイメージを持ちがちです。間違ってはいませんが、マナーは「礼儀」です。だから、教科書の書き出しにも、「インターネットは、いつでも、だれとでもやりとりができる、たいへん便利なものです。ここではインターネットを利用するときのマナー(礼ぎ)について考えてみましょう。」と、括弧書きではありますが「礼儀」という言葉が使われています。手元の辞書で礼儀を引くと、「尽くすべき敬意表現と、越えてはならない言動の壁」(新明解国語辞典 第6版 三省堂)とあります。

教科書にはインターネットの特性として、顔を合わせない(非対面性)、名前をかくせる(匿名性)、広がり散らばる(拡散性)の三つが取り上げられています。これらの特性と、日常で目上の人と話すときの話し方を絡めながら「礼儀」を学んでいました。ネット社会に生きる子どもたちにとって、大事な学習です。

登録日: 2021年5月11日 / 更新日: 2021年5月11日