いつかどこかで生かされる

2月10日。5年2組の教室では、理科で「電流の働き」を学習していました。キットを使ってモーターを作り、それを自動車に組み込んで組み立てていきます。

そのとき大事なのが説明書。国語科を中心に身に付けてきた「読解力」が試される場面です。正確に説明書を読まないと組み立てられないので、みんな必死です。

キットの自動車とは言え、車軸には潤滑剤も必要。この説明書は黒板に貼っておいて、必要な子は前に出てきて読みます。

子どもたちはふだんの生活でも、「この力は△年のとき○○科で習った」などと意識はしていません。
でも、習ったことは、いつかどこかで生かされます。それが「学ぶ意義」のいちばん大事なところだと思います。

登録日: 2022年2月10日 / 更新日: 2022年2月10日