あれれ?

3月3日。昼前に2階の廊下を歩いていると、5年1組と2組が算数の勉強をしていました。

まず1組に行くと、2月から3月にかけて習う「角柱と円柱」の学習に取り組んでいて、実際に厚紙を使って展開図を切り抜き、

立体になるかをたしかめていました。

高学年になるほどこのような具体的な操作から離れがちになりますが、特に立体のような3次元の内容を扱う際は重要。中学校の数学で「空間図形の構成や表現」(正○柱や正○錐、正多面体、回転体、図形の切断等)を習う際に、こういう操作体験(小さいときの積み木遊びなども含めた活動)の深浅が影響するからです。

教室を出て隣の2組に行くと、同じ「角柱と円柱」を学習していると思いきや、さにあらず。9月単元の「分数のたし算とひき算 ~約分と通分~」を学習していました。
聞くと、先の学習が終わったので、5年の単元を一通り復習しているとのこと。最初は(あれっ?)と思いましたが、これで納得。
教室に入ったときは、「分数のたし算・ひき算」に不可欠な通分について、図示をしながら「5分の2=10分の4」を説明していました。

子どもにも説明を求め、内容を押さえます。

5年もあとわずか。1ヶ月後には6年に進級します。

登録日: 2022年3月3日 / 更新日: 2022年3月3日