GoTo答志〈2〉~体験編~

10月22日。午後のプログラムは釣りから開始。釣りが大好きな子は「待ってました!」とばかり竿を投げ入れ、釣り糸を垂らします。
ほどなくして魚が釣れ出しました。

わたし(校長)も昔(…30年近く前かなあ…)、5年生をこの島に連れてきたときは、子どもがメバルを大量に釣ったので、宿の人が捌いて翌日、持って帰らせてくださいました。残念ながら今回はそこまでできませんでしたが、釣果はご覧のとおり。

アジにカサゴ、ガシラに河豚。「この河豚はおいしいで。毒はあるけどな。」という島の人の一言も、思い出の一つに数えていいでしょう。釣り初体験の子どもたちは大満足のようでした。

釣りを終えると、路地を散策しながら市場に向かいます。途中、蛸壺置き場にも遭遇。

都祁とは違った道の入り組み、家屋の建て方、そして玄関に書かれている丸八マーク……異境気分が味わえた路地裏散策でした。
ちなみに鳥羽市の観光情報サイトによると、丸八マーク(○の中に八の字が書かれたもの)は、家内安全を願い魔よけとして書かれたもので、年に一度の八幡神社大漁祈願祭(旧1月18日)の時に「お的」という行事で運ばれる神聖な墨を島の男が奪い合い、その墨で書いたものだそうです。いろいろな風習があるものですね。

路地を抜けると市場に到着。答志島の近海で採れた新鮮な魚がいけすに入っていました。

ちょうどシラス漁の最盛期で、おいしそうなシラスが広げられています。釜ゆでをしたあとかな?

とにかく見るものが全て新鮮。百聞は一見に如かずですね。ということで、体験編はここまで。〈3〉は何編にしようかな…。

登録日: 2021年10月22日 / 更新日: 2021年10月22日