前転を撮り合う

12月8日。この日、体育館に行くと、1年生がマット運動に取り組んでいました。床に目を落とすと、マットの下にロイター板(踏み切り板)が入れてあります。

(傾斜を付けて回りやすいようにしているんだな…)と思っていると、担任から赤・白・青・黄の4色グループのうち、赤と青だけchromebookを取りに行くよう指示がありました。

それを白と黄の友達にとってもらうために、相手に渡します。

友だちのchromebookを持って、所定の位置(輪のところ)に移動し、前転を撮影。

チャンスは1回なので、撮る方も真剣です。

こうやって互いに撮り合った後で、友達に撮ってもらった自分の前転をchromebookで確認。「撮れてる~。」と声が上がります。

昔(それもビデオカメラが登場した頃)は教師が一人ずつ撮影し、それを体育館に持ち込んだテレビに映し出して確認していました。テレビは液晶ではなく、ブラウン管。重くて準備が大変な上に確認にも時間がかかり、決して効率的ではありませんでした。でも、当時はそれが「最先端」の授業だったのです。こんな時代が来ようとは夢にも思いませんでした。

登録日: 2021年12月8日 / 更新日: 2021年12月8日