なつかしいなあ

2月17日。1年教室の前を通りかかると、みんなが「はーい。」「はーい。」と手を挙げています。

(はて、何の勉強だろう…)と思いながら教室に入ると、一人の子が前に出てクイズを出していました。各自、学校にある物をchromebookを使って写真に撮ってきて、それをクイズにしてみんなに考えてもらうという国語の勉強だと分かりました。

「これには、いろいろな物がついています。」
(ん?…なんだろう…。)
「これは、いろいろな色もついています。」
(ますます分からんなあ…。)

「正解は、これです。」とモニターに映し出したものは、図工室の作品戸棚に入れてある立体迷路。

担任が続けます。「これを作ったのは・・・・・。」
(引っ張るなあ…。)
「校長先生です!」と言うと、1年生からは「え~っ!」と驚きの声が出ました。

わたし(校長)が担任をしているとき、図工の時間に子どもの作業の傍らで作った作品です。5年前、閉校を目前に控えた六郷小学校を見に行った際、作品戸棚に残っていた(たぶん30年近く前の作品です)ので、統合再編先の新しい都祁小学校に運び入れていました。
(こんなところで使われるとは…。)思わぬところで日の目を見て、ちょっぴりうれしかったです。

登録日: 2022年2月17日 / 更新日: 2022年2月17日