今の自分があるのは…

2月8日。人間だれしも得意なこと・不得意なことがあります。「では、どちらか選んで話してみて。」と言われると、どちらを選びますか?おそらく半分以上の人は「不得意なこと」を選ぶのではないでしょうか。何が得意かは自覚しづらいものですが、不得意なことは結構分かっているからです。

さて、人間国宝5代目柳家(やなぎや)小さんの孫に柳家 花緑(やなぎや かろく)さんという落語家がいます。花緑さんは子どもの頃から読むのが苦手で、学校に行くのも嫌だったそうです。でも、落語は師匠からの口伝やテープでネタを覚える世界。それが自分に合っていたので落語家としての自分がある、と言っておられました。この日は、そんな花緑さんを取り上げ、「自分にとっての得意・不得意」を考えた後で「いじめアンケート」に取り組みました。

まずは、生徒指導主任が各学級にいる児童にオンラインで講話。配信会場はこんな感じで…

それを受信している教室はこんな感じです。

各学級では、講話に合わせて話し合ったり書いたりしながら学習を進めていきました。1年、2年…6年と、順番に写真をアップします。

この取組のねらいは二つ。一つは人権意識の高揚。もう一つは、いじめ事象の早期発見・早期対応です。アンケートの中にいじめ事象をうかがわせる回答があれば、迅速・丁寧に対応していきます。

登録日: 2022年2月8日 / 更新日: 2022年2月8日