ミャンマーのことを知る

6月22日。この日の午後、5年と6年の児童は外国語科の授業に臨みました。この日の学習は、ミャンマーについて知ること。講師として、かつてJICA(国際協力機構)からミャンマーにパラ水泳のナショナルチームのコーチとして派遣された経験がある酒井 正人(さかい まさと)さんをお招きし、オンラインで話をしていただきました。

酒井さんに与えられた役割は、ASEANパラゲームに向けたミャンマー代表水泳チームの強化・指導。ミャンマーの選手にとっては4年に一度開かれるパラリンピックより、この2年に一度開かれるASEANパラゲームのほうが重要だそうです。

5年生は「ふれあいホール」で視聴。

一方、6年生は教室で視聴です。

これは、現地のトイレ事情について教えていただいているところ。

酒井さんが、ミャンマーで「えっ!」と驚かれたことは、異文化体験クイズとして出題していただきました。それぞれのクイズには四つの選択肢があり、「どれもありそうだなあ…。」と感じるものばかりでした。たとえば、1問目は、

Q1 初めての練習の日、プールを見ていちばん驚かされたことは何でしょう。

A1 浄化装置がない。
A2 プールが水平でない。
A3 プールサイドに犬がうろうろしている。
A4 カエルの死体がぷかぷか浮かんでいる。

という問題です。いずれも事実なのですが、このうち、いちばん驚かれたのは…お考えください。一つです。子どもたちも興味をもってクイズに参加しました。

講話が終わると、少し時間があったので、子どもたちから質問。丁寧に答えてくださいました。

子どもたちも、そしてわたしたち教師も異文化理解につながるいい話が聞けました。酒井さん、お忙しい中、ありがとうございました。

登録日: 2021年6月22日 / 更新日: 2021年6月22日