3学期初日の様子

1月7日。始業式と掃除を終えた子どもたちは、それぞれの学級で3学期の学級開きを行いました。

1年は冬休み前に図書室で借りた本を返却していました。本校の蔵書はバーコードとパソコンで管理していて、1年生の子も一丁前にバーコードリーダーを操作し、「ピッ!」と読み取り。これで返却完了です。将来、図書委員に立候補するかもしれませんね。

2年は担任が黒板にメッセージを書いて、登校してきた子どもたちを迎えました。メッセージに★印を付けて強調しているところがありました。目を凝らしてみると、「一という漢字に止と書くと正という漢字になります。一度立ち止まって考えることで、より正しいことに気付き、正しい行動をとれるようになります。」と書いてありました。期待しましょう。

3年はchromebookを使い、奈良市が実施している「生活調べアンケート」に取り組んでいました。このアンケートは学期ごとに実施していて、昨年の10月には奈良市の小学1年から6年の13,644人と中学1年から3年の5,861人、合わせて約2万人が回答しました。3学期は1月7日から21日までの間に回答することになっていて、3年は初日に取り組んだわけです。

4年は担任が冬休みの課題(自学帳)をチェックしながら回収していました。「おっ、漢字の練習を頑張ったな。」と声を掛けてもらった子は、嬉しそうにしていました。学年が上がれば上がるほど自宅における自学・自習の重要性が増します。中学生だと自分で計画的に学習できるかどうかが〝カギ〟になるからです。座って提出を待っている子には、「校長先生が担任しているときに取り組んだ自学帳が校長室にあるから、見に来てもいいよ。」と声を掛けておきました。

5年1組と2組は、ともに3学期の係や当番を決めていました。いわゆる「学級活動」です。学級活動は学習指導要領に「学級生活の充実や向上のため、児童が主体的に組織をつくり、役割を自覚しながら仕事を分担して、協力し合い実践すること」と書いてあります。両組とも子どもたちが主体となって役割を決めていましたので、このあとの「協力し合い実践する」姿を期待します。

最後は6年。次週からの学習の準備に取り掛かっていました。このときは算数の学習計画を立てようとしているところで、「自分が復習しなければならない単元や内容は何か、それをどのように学習していくか、いつまでに終わらせるか」といったことを子どもたちに投げかけていました。卒業まであと3ヶ月。いきなり学習モードです。

とまあこんな具合に初日がスタートしました。1年でいちばん短い3学期ではありますが、一人一人が成長するよう、見守っていきたいと思います。

登録日: 2022年1月7日 / 更新日: 2022年1月7日