ここがミソ

2月12日。5年では算数で「速さ」の学習をしていました。時速は1時間にどれだけ進むか、分速は1分間にどれだけ進むか、ということです。これをわたしたちは「単位量あたりの大きさ」と呼んでいます。速さも、この「単位量あたりの大きさ」の考え方に基づいた数量を扱うので、子どもたちにとってはどちらかというと難しい内容になります。この日の問題は、「時速80kmで走っている自動車があります。この自動車で480km進むには、何時間かかりますか。」というもの。

速さの概念をもとに解いていきますが、このときはこの問題を「3年生にも分かるように説明しよう」と投げかけていました。これが課題です。

「クラスのみんなに…」というのではなく、「3年生にも…」と投げかけたところがミソ。各学級ではこういう課題を投げかけながら、説明力が伸びるように導いています。

登録日: 2021年2月12日 / 更新日: 2021年2月12日