千年以上、受け継がれています

1月18日。この日、6年は音楽の時間に、雅楽について学習していました。子どもたちが使っている教科書(教育芸術社)には、「雅楽は、約1300年ほどの歴史をもつ日本の古典芸能です。5~9世紀ごろに大陸(中国や朝鮮半島)から伝えられた舞や音楽が、次第に日本独特の芸能として整えられました。『越楽天』は、管楽器、弦楽器、打楽器で合奏する、雅楽を代表する曲の一つです。日頃から漢詩や和歌をよんだり、楽器を演奏したりしていた平安時代の貴族たちは、宮廷の儀式や年中行事などで雅楽を楽しんでいました。」とあります。

教科書には楽器の写真も載っているので、教師の指示にしたがって指で一つ一つ確認しながら学習していました。

なお、都祁友田町にある水分神社(以前、HPで「水分神社の秋祭り」・「灯篭のシルエット」と題して紹介した神社)や都祁小山戸町にある山口神社で祭りなどの祭典(神事)があるときは、今でも地域の楽人(がくにん)さんが雅楽を演奏されています。つまり、千年以上、受け継がれているのです。2月26日(金)には水分神社の祈念祭(きねんさい)が開かれ、笙(しょう)や篳篥(ひちりき)、横笛、太鼓を使った楽曲が演奏される予定です。興味のある方は、マスクを着用の上、午前10時ごろに行ってみてください。祭典の様子もご覧いただけます。

登録日: 2021年1月18日 /  更新日: 2021年1月18日