6年生の奉仕作業

3月18日。卒業まであと二日。この日は、6年生が感謝の気持ちを込めて、お世話になった校舎の中を掃除してくれました。

児童玄関の下駄箱の天板の上はすぐ汚れるし、高さもあるので、ふだんはわたし(校長)が担当していますが、この日は子どもたちが精一杯手を伸ばしてきれいにしてくれました。

奉仕作業に限らず、掃除の時間は教職員も子どもたちと一緒に働くことが大事だと思います。子どもはそういう大人の背中を見て育ちますから。だから、この日も担任は子どもと一緒に掃除をしています。

さて、世界的に見れば、教育活動の中で子どもが掃除をするのは少数のようです。例えば、アメリカのほとんどの学校は、業者もしくは清掃員が学校の清掃をしています。これは、「掃除はそういった人たちの仕事、子どもの本分は学業」と考えられているからです。ただ、子どもが学校の敷地内でゴミを捨てる、拾わないなどの問題点もあるので、「子どもに掃除をさせた方がいい」という声も上がっています。また、シンガポールは2016年から子どもによる掃除を取り入れています。日本のやり方に倣ったのかもしれませんね。
とにかく、6年生の皆さん。最後までありがとう!

登録日: 2021年3月18日 / 更新日: 2021年3月18日