防災教育 ~その1~
3月11日。この日は言わずもがな、10年前に「東日本大震災」が起きた日。授業中に地震が起きたと想定し、全校一斉の避難訓練を行いました。
まずは、職員室から教頭が緊急放送。
指示にしたがって机の下に隠れた後、揺れが収まったとして避難を始めました。本年度、学校全体で行う避難訓練は初めてでしたが、どの学級でも事前指導をきっちりやったので、感心するほど上手に(しゃべらず、静かに淡々と)避難できました。
体操袋やノートなどを使って、落下物から頭を保護するように避難してきた学級もありました。これも◎。
全員避難して人数を確認するのに3分はかかるだろうと思っていましたが、なんと2分44秒で完了。上出来です。
全員そろったところで、立派に避難できたことをほめつつ、袋からあるモノを取り出すと…。
「あーっ、U.F.O.や。」という声があがります。
「校長先生は、10年前に『東日本大震災』が起きた年の5月に宮城県に行ったので、6時間目が始まったら(14:35になったら)、これ(U.F.O.)について話すから、聞いてね。」
と伝え、訓練を終えました。
子どもたちは当然上靴のまま避難しているので、玄関先できれいにしてから校舎の中に入ります。この日も高学年の子どもたちが低学年子の面倒を見てくれました。いい伝統が続いています。
では、「防災教育~その2~」は後ほど。
登録日: 2021年3月11日 / 更新日: 2021年3月11日