少しずつ一歩ずつ

6月5日。学校が再開して、つまり1学期が始まってこの日が5日目。各学年では学年の規模や発達段階に応じたコロナウイルス対策をしつつ教育活動を再開しています。
1年と3年については学年のページに取り上げましたので、それ以外の2,4,5,6年の学習風景を見ていただくことにします。

まずは2年。1組、2組とも学級の係を決めていました。「どんな係が必要かな?」と問いかけながら、役割分担を決めていました。児童の創意工夫を生かし、学級の自主性を高めるためにも係活動は欠かせません。これからどんな活動が展開されるか楽しみです。

次は4年。1組、2組とも、あまんきみこ作「白いぼうし」を使って国語の学習を進めていました。コロナ禍の影響で指導内容を精選する必要がありますので、事前に担任同士で指導方法について打ち合わせを行った上で授業に臨んでいます。

続いて5年。この週は音楽室に机と椅子を持ち込んで授業を進めました。音楽室は床面積が教室の倍ほどあって天井も高く、しかも両サイドが外側に面しているので通気性も抜群。コロナウイルス対策としては適した場所です。この日は算数で「比例」を学習。日常生活で比例の考え方が生きる場面はたくさんあります。5年の算数の中で大切な学習の一つです。

広いところと言えば屋内で体育館以上に広いところはありません。6年はここ体育館で係を決めていました。2年と違うところは子どもが主になって決めているところ。コロナウイルス感染が起きる前、6年生の子どもたちは5年生のときに「6年生を送る会」を企画・運営しています。担任は変わりましたが〝学校のリーダーとしてみんなを引っ張る〟という考えは継承されています。

登録日: 2020年6月5日 / 更新日: 2020年6月5日