デジタル教材もなかなかのもの

1月20日。2年2組の教室をのぞくと、国語で「詩のくふうを楽しもう」という学習をしていました。これまでに読んだことのある詩やWebサイトに載っている詩の中から気に入った作品を選んで紹介する文章を書いたり、自分で感じ取った工夫をもとに詩を創作して友だちと読み合ったりしながら「ことばの世界」を広げるのが狙いです。見ると、chromebookを使っている子の中に工藤直子の「たけのこ」という詩を選んでいる子がいました。

  たけのこ 工藤 直子

もっこ もっこ
おはよう
たけのこぼうや
うまれたばかりの
たけのこぼうや
えり かきあわせて
おそらを見れば
まだまだねむたい
くもりぞら

今から15年以上前になりますが、工藤さんとは仕事の関係で吉野の山奥でご一緒させていただいたことがあります。「夜につついた猪鍋はうまかったなあ…」と思い出しながら2階に向かいました。

3年教室に行くと、社会科で「自分たちが住む町の様子や人々のくらしが、どのように変わってきたのか?」を学習していました。ここでもchromebookが大活躍。奈良県立図書情報館が開設している「奈良の今昔写真WEB」というサイトに各自がつないで、今と昔で奈良の風景がどのように変わったのかを確かめていました。

皆さんも、一度、ご覧になってください。下の写真をクリックすると、先ほどのサイトにジャンプします。

登録日: 2021年1月20日 / 更新日: 2021年1月20日