これは使える!

4月21日。新型コロナウィルス感染症対策として、16日に国から緊急事態宣言が全都道府県に発出されました。これを受けて、奈良市ではこの日から学校における児童の預かりを「特別預かり」に移行したり、職員の出勤を最大3割程度に抑えて在宅勤務に切り替えたりするなどの対策を始めました。

在宅勤務をする場合、職員室に置いてある教材を加工したり複数の教員が協働して教材づくりをしたりすることが困難になります。でも、そういうときこそチャンス!パソコンやネット環境に詳しい教員が、あたかも学校の職員室にいるかのように資料を加工したり、何人かで一つの教材を作ったりできるようなシステムを紹介・伝授してくれました。下は職員室でそのシステムを学び合っている風景です。

今後、コロナウィルスの感染状況によっては、休校が延長されることが考えられます。また、「休校」ではなく「休業」、つまり学校が閉鎖される可能性すらあります。もしそうなったときでも、わたしたち教育公務員は「自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず研究と修養に励み、その職責の遂行に努めなければならない」(教育基本法第9条)のです。そのためにも、本校は今だからこそできることを考え、取り組んでいます。

登録日: 2020年4月21日 / 更新日: 2020年4月21日