705.2kmの遠距離恋愛⁈

7月7日。この日は「総合的な学習の時間」(総合「なら」科)の取組を進めるために、鹿児島県の屋久島町教育委員会の福留さん、それに交流を行う屋久島町立八幡(はちまん)小学校の先生方とインターネット回線を使って打合せを行いました。

屋久島は九州最高峰の宮之浦岳(標高1,936m)を中心に亜熱帯から亜寒帯に至る森林帯があり、気候帯も5つに分かれている極めてユニークな森林生態系を形成しています。このことから1993 年、青森県と秋田県にまたがる白神山地とともに世界自然遺産地域に指定されました。今年2月8日に奈良教育大学で行われた「世界遺産学習全国サミット」に屋久島からも来られていたので、そこで「恋愛関係」になった(注:あくまでたとえです)ということです。

八幡小学校はその屋久島でもいちばん南端の風光明媚なところにあり、本校とは直線距離で705.2kmも離れています。でもネット回線を使えば、このような打合せも可能というわけです。
この日は顔合わせを行った後、お互いの学校で取り組んでいる取組を交流しました。八幡小学校では1学期に「海」、2学期に「山」、3学期には絶滅危惧種に指定されているヤクタネゴヨウ(屋久種子五葉)について学ぶということを教えていただきました。本校からは4年生で取り組んでいる(取り組む)「水の学習」のことを伝えました。
今後、実際に子ども同士の交流も始まりますので、またそのときにHPでお伝えできると思います。遠距離恋愛は続く……。

登録日: 2020年7月8日 / 更新日: 2020年7月8日