水は大地の恵み、森は水の貯水池

7月3日。4年生はこの日、総合的な学習の時間(総合「なら」科)で、水について学ぶために校区内の校外学習に出かけました。

まずは、都祁水分神社を訪問。水分神社は、大和国水分四社(都祁・宇陀・吉野・葛城)の一つで、古来から水の神として崇拝されてきました。

当社の歴史は、飛鳥時代までさかのぼると言われています。最初の鎮座地は水分神社より3kmほど南方にある小山戸(おやまと)集落(わたし、校長の住まいもここにあります)の都祁山口神社の地でした。
室町時代中期に造られた檜皮葺の本殿は、国の重要文化財に指定されています。

ここでは当社の西口宮司(西口さんは奈良県神社庁の事務局長でもあります)から、水分神社と水の関わりなどを教えていただきました。

水分神社を後にした一行は、この後、吐山地区にある源流へ向かいました。水が湧き出ているところがあるので、早速、水を汲み、
・見た目(透明度)
・匂い
・水温
を確かめながら、味を確かめると・・・「おいしい!」という声が上がりました。源流まで歩いて行きましたし、蒸し暑い日だったので、喉も乾いていたのでしょう。

源流でひとしきり学習した後、吐山にある県立野外活動センターへ行きました。職員の方から水と森林の関係を教えていただくなど、ここでも水について有意義な学習ができました。

梅雨の合間でしたので、途中で雨が降ってきましたが、これも「水の学習」の賜物?かもしれません。

登録日: 2020年7月3日 / 更新日: 2020年7月3日