うわっ、本当に飛んだ!

9月3日。2学期最初の朝礼は、校長による「種が子孫を増やすために、どうやって遠くまで運ばれるのか?」について考えさせる講話。

まず、子どもたちに「種はどうやって遠くまで運ばれているかな?」と問うてみたら、「風に乗って飛んでいく、飛び出す、人間や動物に運ばれる、雨に流される、鳥に運ばれる」などの意見が出ました。「すごい!みんな正解!」とほめたところで、テレビを視聴。子どもたちは、カタバミの種がはじけ飛んだりガマの穂からむくむくと種がわき出たりする映像を食い入るように見ていました。

次に、熱帯アジア産の「アルソミトラ」の種を紹介。この種は、大きなヘルメットほどもある果実の中に400個ほど入っていて、秋になると風に乗って遠くへ飛んでいきます。実物(上)を見せつつ、この種を似せて作った模型(下)を脚立の上から飛ばしてみました。すると、ふわりふわりと3,4秒間ほど見事に滑空!

最後は、知的好奇心が「調べる・追究する・探求する」をいった活動に結びつくことを願い、「種はこのほかにも遠くへ運ばれるための知恵をもっています。図書室に行けばそういったことが書かれている本があるよ。」と投げかけ、講話を終えました。

登録日: 2019年9月3日 / 更新日: 2019年9月3日