資料館を見学

14時40分。被爆者の朴さんから体験談を聞き、その後、広島平和記念資料館に移動。
4月にリニューアルオープンして以降、今年の修学旅行生が初めての来観になります。展示の内容や方法が大幅に見直され、若い世代に原爆の悲惨さを分かりやすく、且つ正確に伝えられるように実物の資料の展示を重視されていました。
かつて資料館には、やけどをして皮膚をぶら下げて歩く「被爆再現人形」が展示されていましたが、「実際の被害はこんなものじゃなかった」という被爆者の声を受けて撤去されていました。そのことが余計に当時の状況を教えてくれるような気がします。
8月6日が何の日か知らない若者が増える一方、核兵器は今も世界に約15,000発も存在します。核兵器のない世界をどうつくっていくのか……大きな問いですが、子どもたちにとって最初の一歩になるはずです。

登録日: 2019年10月31日 / 更新日: 2019年10月31日