防災教育4 ~プログラミング学習~

1月17日。1日かけて行った「防災教育DAY」のプログラムもいよいよ最後。この日の午後は、災害現場で今後ますます活躍が期待されるドローンを使って、プログラミング学習に取り組みました。学習したのは3年生と4年生です。体育館に跳び箱やフラフープ、高跳び用のマットなどを使ってコースを作り、ドローンの動きをプログラミングして飛ばすという設定です。

東京から来ていただいたCFD販売株式会社の髙橋さんから説明を受けた後、ドローンが飛んでいく距離や高さ、角度を協力して測り、プログラミングしていきました。こういった活動はグループでさせるのがミソ。協力しないとにはメジャーで距離は測れないし、知恵を出し合わないとプログラミングもできません。つまり、自然と協調性が養われるのです。

時間が来たところでグループごとに浮上を開始。ドローンが水平に移動したり、上下動したりしながら障害をクリアしていくたびに歓声が上がります。

結局、全ての障害物をクリアするグループはありませんでしたが、それがかえって子どものやる気に火を付けたようで、「今度また挑戦したい!」「絶対にやり遂げたい!」といった声がたくさん上がりました。

今回は阪神淡路大震災の25年目を機に行った防災教育です。2か月後には東日本大震災が起きて9年目にあたる3.11がやってきます。東日本大震災が起きた後で、私(校長)は宮城県に2週間ほど復興支援に行った(体育館で被災者と寝泊まりしながら支援にあたった)ので、昨年、子どもたちにそのときのことを話しました。今年もそのとき目にした惨状、感じた被災者の気持ちなどを伝えたいと思います。

登録日: 2020年1月17日 / 更新日: 2020年1月17日