防災教育3 ~ドローンを使って~

1月17日。この日の3時間目は本校の中教諭が、JICAの海外研修(アフリカのルワンダ)で得た知見とドローンを結び付け、6年1組で外国語科の授業を行いました。

まずは、ルワンダの道路事情が分かる写真を見せて、「自分が運送業者のドライバーだったら、どんな問題が考えられるか?」と問い、時間(TIME)や安全(SAFETY)、費用(MONEY)といった用語を押さえながら、実際にドローンを使って血液や薬を届けている活動の様子を動画で確認しました。私(校長)も、多い日だと1日100回以上もドローンで血液を届けていることを知ってびっくり!

次に、南半球のオーストラリアで起きている大規模な森林火災の様子を見せ、「ドローンを使って何かできないか?」と子どもたちに考えさせました。

この日は、中教諭と一緒にルワンダへ行った追手門学院中・高等学校の田橋先生やJICAの国際協力推進員の宮本さんも来校され、授業を参観されました。

参観の後は校長室に移動し、授業者を交えて事後研修。ドローンの可能性を確認するとともに、使い方を誤れば個人情報を盗み取ったり戦争の道具として使われたりもするので、そのことも踏まえたモラル教育も必要であると確認し合いました。

登録日: 2020年1月17日 / 更新日: 2020年1月17日