新型コロナウイルス感染拡大防止のため、9月13日(月)より給食が再開しました。
2学期の給食が始まりました。まだまだ暑い日が続きますが、十分睡眠をとり、しっかり食べて元気に過ごせるようにしましょう。
今日は、「がめ煮」の話をします。がめ煮は、九州の福岡県の郷土料理で、お正月やお祭り、結婚式などお祝い事のときによく作られます。福岡県のことを昔、「筑前」と呼んでいたので他の地方では「筑前煮」とも言われています。鶏肉や野菜などいろいろな材料を使うので、博多の方言で「よせ集める」という意味の「がめくりこむ」から名前がついたと伝えられています。材料には、ごぼう・にんじんなど根の部分を食べる根菜類がたくさん使われています。よくかんでいただきましょう。
今日は、「枝豆」の話をします。枝豆は、まだ熟していない大豆をさやごとゆでて、中の豆を食べます。「畑の肉」と言われる大豆と同じで、体をつくるもとになるたんぱく質が多く、大豆には少ないビタミンCも含んでいるので、野菜として食べます。今日のポテトサラダに枝豆が入っています。マヨネーズをかけて旬の枝豆をおいしくいただきましょう。
今日は、「かぼちゃ」の話をします。「かぼちゃ」は夏から秋に収穫されますが、丸のままの状態であれば、長く保存ができる緑黄色野菜です。体の中でビタミンAにかわるもとになるカロテンが多く、私たちの皮膚やのどの粘膜などを健康に保ってくれます。そのため、カロテンの多いかぼちゃを食べると、ウィルスなどに負けない丈夫な体をつくることができます。昔から、「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」と言われているのは、かぼちゃにこのような栄養があるためです。今日の給食も残さずいただきましょう。
今日は、「食育の日」の献立です。9月はタイの料理です。タイ料理は、香辛料・香味野菜・ハーブをたくさん使い、辛味・甘味・酸味を組み合わせた味付けが特徴です。タイでは日本のカレーのように食べる「ガパオ」は、バジルとレモン汁を使って炒めています。「ナームサイ」は、鶏ガラなどからだしを取った透き通ったスープで、米で作った平たいめんを入れています。どちらもタイの家庭料理の定番で人気のメニューです。おいしくいただきましょう。
今日は、「チキンカツ」の話をします。チキンカツは鶏肉に溶き卵、パン粉をまぶして油で揚げたものです。明治時代に肉料理が食べられるようになり、ビーフカツ、ポークカツ、チキンカツの順に作られるようになったと言われています。昭和初期までは名前がついておらず、戦後「チキンカツ」という名前で広がりました。今では、日本以外でも人気の料理です。ソースをかけたボイルキャベツと一緒にパンにはさんで、いただきましょう。
今日は「ポークビーンズ」の話をします。ポークビーンズはアメリカの家庭料理で、古くから食べられています。豚肉と豆をトマトで煮込んだ料理は、たんぱく質や食物繊維たっぷりのメニューです。アメリカでは白いんげん豆を使うことが多いですが、それぞれの家で豆の種類を変えて食べられています。今日の給食には「畑の肉」と言われる大豆がたくさん入っています。味わっていただきましょう。
今日は、「お月見」の話をします。お月見は、収穫された作物の実りに感謝する行事です。ススキを飾って団子をお供えします。団子の形は、関東と関西で違います。関東では、まん丸な団子をピラミッドのように重ねるのに対して、関西では、里芋の形に似せていて、団子の代わりに里芋を供えることもあります。今日はお月見にちなみ、団子と里芋が給食に登場します。おいしくいただきましょう。
今日は、「とうがん」の話をします。とうがんは、みなさんの顔よりも大きくてラグビーボールのような形の野菜です。きゅうりやすいかなどのウリ科の仲間で、さわやかな味わいが特徴です。夏バテを防ぐビタミンCや体から余分な水分を出す働きがあるカリウムを多く含む夏にぴったりな野菜です。今日はとうがんと玉ねぎ・チンゲン菜・にんじん・にらをスープで煮込んでいます。作った人に感謝して残さずいただきましょう。
今日は、「古都ならの日」です。今日の献立には、奈良県産の食材がたくさん使われています。ご飯の米は奈良市産、煮物のなす、つみれ汁の大和まな、炒り煮のピーマンは奈良県産です。大和まなは大和の伝統野菜といわれ、戦前から奈良で作られている野菜です。大根の葉のように、葉にキザキザとした切れ込みがあるのが特徴です。今日は、大和まなにスケトウダラとイトヨリダイのすり身を練りこんで「つみれ」にしています。味わっていただきましょう。
今日は、「スープ煮」の話をします。スープ煮は、肉や魚に、たくさんの野菜とじゃがいもをコンソメで煮た料理です。肉の旨味と野菜の甘味で味に深みがでます。今日は、鶏肉とにんじん・玉ねぎ・キャベツ・ホールコーン・セロリを大きな鍋でゆっくり煮込みました。セロリは、香りとシャキッとした歯触りが特徴の野菜です。カルシウムやカロテン、食物せんいなどの栄養素を多く含み、香りには食欲を増して、ストレスを解消する効果があります。残さずいただきましょう。
今月のめあては「生活リズムを整えよう」です。2学期が始まってしばらく経ちましたが、皆さんは毎日元気に登校できていますか。そのためには「早寝・早起き・朝ご飯」が大切です。朝ご飯を食べると体温が上がり、脳の働くスイッチが入るため勉強に集中することができます。そして、朝ご飯を食べるためには早起きする必要があります。早起きをすると、夜は自然と早く眠くなるため、規則正しい生活が送ることができます。「早寝・早起き・朝ご飯」をしっかりと意識して生活のリズムを整えましょう。
今日は「マーボー豆腐」の話をします。マーボー豆腐は約150年前に誕生した中華料理です。四川省に住んでいたチンさんが、材料があまりない中、あり合わせのものでお客さんに作ったのが最初だと言われています。辛味をつける調味料は“そらまめ”と“唐辛子”で作った「トウバンジャン」です。マーボー豆腐には欠かせない調味料です。ピリッと辛いマーボー豆腐をおいしくいただきましょう。