今日は、「キーマカレー」の話をします。キーマカレーの「キーマ」とは、インドの言葉で「細かく切った肉」や「ひき肉」の事を言います。インドのキーマカレーは、ひき肉と野菜をみじん切りにしたものを炒め、香辛料や調味料を入れてよく煮込んでいます。給食では、手作りルウとたくさんの材料や調味料が入っているのでおいしく、人気があります。麦ご飯と一緒に美味しくいただきましょう。
今日は、「きんぴらごぼう」の話をします。きんぴらごぼうの「金平」という名前は、おとぎ話で有名な金太郎の子ども“坂田金平”からつけられました。金平は、金太郎のような力持ちで、金平に勝てる人は誰もいませんでした。そのことから、強いものの例えとして、“きんぴら”という名前が使われるようになりました。ごぼうは地面の中に深く入り、固くて動かない、じょうぶで強いイメージがあるため「きんぴらごぼう」とつけられたそうです。
今日は、「タイピーエン」の話をします。タイピーエンは、中国福建省でお祝いがある時などに食べられていた料理です。100年ぐらい前、熊本に住んでいた中国から来た人が、中国をなつかしんで作りました。スープは鶏ガラスープが基本ですが、名物の豚骨スープでも作られます。具は春雨と豚肉・魚介類・卵・たっぷりの野菜などで、春雨の中華スープ煮のような料理です。今では郷土料理として学校給食に出されるほど人気のある料理です。タイピーエンを味わっていただきましょう。
今日は、中華料理の「マーボー豆腐」の話をします。昔、中国に「麻婆」と呼ばれている女の人がいました。ある日、友人が豚肉を持って遊びに来ましたが、台所には、豆腐と野菜の残りしかありませんでした。そこで、豚肉を油で炒め、みじん切りの野菜とサイコロ型に切った豆腐を入れ、ピリッと辛い豆板醤を使って味付けしました。その料理はとてもおいしくて、友人は何杯もおかわりしたそうです。これがマーボー豆腐の始まりです。味わっていただきましょう。
今日は「ペンネ」の話をします。ペンネは小麦粉を練って作ったイタリアの麺類の一種で、直径5~8ミリ位で長さ2~3センチ位の斜めに切ったペンのような形をしたマカロニのことを言います。ペンネは、熱や力のもとになる黄色の食べ物です。今日は、豚ミンチ・にんじん・玉ねぎなどをトマト味でおいしく味つけしたミートソースであえています。味わっていただきましょう。
今日は、「なめこ」の話をします。なめこは今から100年位前、日本で自然に生えていた物を栽培するようになったのが始まりと言われます。なめこは表面のヌルヌルが特徴で、日本独特のきのこです。このヌルヌルは、鼻やのどの粘膜を保護してくれます。また、体の疲れをとってくれる働きもあります。今日はみそ汁にしています。味わっていただきましょう。
今日は、「米粉パン」の話をします。「米粉パン」には、奈良県産のお米を粉にした米粉を使っています。米粉は、粒の大きさの違いでいろいろな料理やお菓子に使われます。パンには細かい粒の米粉を使います。米粉を入れると「もちもち」としたパンになります。米粉パンは、主に小麦粉や米粉で作られる体を動かす力のもとになる食べ物です。今日のミネストローネも米粉から作られたマカロニが入っています。米粉はいろいろな食べ物に変身しますね。残さずいただきましょう。
今日は、「柿」の話をします。柿は10月から11月にたくさん収穫され、奈良県の収穫量は和歌山県に次いで全国第2位です。「柿が色づくと医者が青くなる」ということわざがあるように、柿には風邪に負けない体をつくる「ビタミンC」や、おなかの調子を整える「食物せんい」がたくさん含まれています。柿は食べるだけでなく、葉はお茶や、柿の葉寿司にも利用してきました。今日の給食の柿は、「富有柿」という種類の柿で、奈良県の五條市西吉野町で作られたものです。味わっていただきましょう。
今日は、「片平あかね」の話をします。「片平あかね」は、昔から奈良県山添村の片平地区で栽培されている漬物用のかぶです。毎年11月23日には「片平あかね」の「収穫祭」があります。そこでその年の最も優秀な片平あかねを決め、その種を次の年に植えるそうです。今日の給食では、切り干し大根と片平あかねの漬物を甘酢煮にしています。大和の伝統野菜「片平あかね」を味わっていただきましょう。
今日は、みなさんの大好きな「ラーメン」です。給食のラーメンにはどんな材料が入っているでしょうか?今日の五目ラーメンの材料を食べ物の働きによって3つに分けてみると…
熱や力のもとになる食べ物は、めん・ごま油
体をつくるもとになる食べ物は、豚肉
体の調子を整えるもとになる食べ物は、にんじん・玉ねぎ・キャベツ・青ねぎです。いろいろな食べ物がバランスよく入っている五目ラーメンを味わっていただきましょう。
今日は、「さつまいも」の話をします。日本には、中国から沖縄や鹿児島などに伝わり「唐芋(からいも)」と呼ばれていました。昔、西日本では悪天候や害虫などで作物が育たなくなり食べ物が大変不足した年がありました。そんな時、鹿児島の薩摩藩からさつまいもが伝わり、西日本の荒れたどんな土地でも育ちたくさん収穫することができました。そのことから「さつまのいも」が「さつまいも」と呼ばれるようになりました。今日は、お味噌汁に入っています。味わっていただきましょう。
今日は、「春巻」の話をします。春巻はせん切りの豚肉やたけのこ、しいたけなどを具として包み、油で揚げて作ります。元々は立春の頃に新芽が出る野菜を具材として巻いて作ったことから「春巻」と呼ばれるようになりました。日本では季節関係なく食べていますが、中国では春節に食べる縁起の良い食べ物とされています。春巻は中国以外でも食べられており、春巻を直訳した「スプリングロール」という名前で知られています。油で揚げずに食べる生春巻はスプリング(春)の次に伝わったということで「サマーロール」と呼ばれています。よくかんでおいしくいただきましょう。
今日は、「デジカルビ」の話をします。デジカルビは、豚肉と野菜を鉄板で炒めた焼肉料理で、「デジ」は豚肉、「カルビ」はあばらという意味があり、豚バラ肉のことを言います。韓国では、肉をみそやコチジャン、しょうゆなどで味付けして焼き、キムチと一緒にサンチュやエゴマの葉で巻いて食べます。豚肉の他に鶏肉を使ったものは「タッカルビ」、牛肉を使ったものは「ソカルビ」と呼ばれ、韓国では家庭料理として親しまれています。給食のデジカルビは、トッポギという棒状のもちと一緒に甘辛く炒めていて、ご飯によく合う味付けです。おいしくいただきましょう。
奈良市と福井県小浜市は、毎年3月に行われる小浜市の「お水送り」と奈良市の「お水取り」が縁で姉妹都市となり、今年で50周年になります。今日は小浜市の給食で食べられているメニューをアレンジした「さばちらし寿司」が登場します。さばの一大産地である小浜市では田植え後やお祭りのご馳走としてさば寿司が作られます。また、梅が採れる小浜市では小浜市産の梅肉と季節の野菜をあえて食べているそうですが、給食では「鶏肉の梅肉あえ」にしています。小浜市の料理をおいしくいただきましょう。
今日は、「クリームシチュー」の話をします。シチューは肉や野菜をスープで長く煮込む料理のことで、牛乳や生クリームを入れた白いシチューはホワイトシチューとも言います。世界各国のシチューとは違い、日本のシチューはとろみがあるのが特徴です。玉ねぎ・にんじん・じゃがいもの他に、ほうれん草も入っています。だんだんと寒くなってきました。シチューを食べて体を温めましょう。
今日は、「豚肉」の話をします。全国で豚が育てられていますが、飼育頭数が全国1位は鹿児島県で、豚のなかでも肉質のよい黒豚が有名です。奈良県でも豚が育てられていて、大和ポークが奈良のブランド豚です。豚肉は体を作るもとになる赤色のなかまの食べ物で、たんぱく質が豊富です。また身体の疲れをとる栄養も含まれています。今日の豚じゃがを味わっていただきましょう。
今日は、「コロッケ」の話をします。コロッケは、フランスの「クロケット」がなまって、こう呼ばれるようになりました。明治の初めごろに日本に伝わり、明治から大正にかけて家庭料理として広まりました。作り方は細かくした肉や魚、玉ねぎなどの野菜に、つぶしたじゃがいもを混ぜて丸くまとめ、パン粉をつけて油で揚げたものです。今日は、ソースをかけておいしくいただきましょう。
今日は「ビビンバ」の話をします。ビビンバは日本でよく知られている韓国料理の1つです。韓国料理は、野菜をたっぷり使い、にんにく、ごまなど体によい食品を取り入れ、医食同源の考えに沿ったものが多いです。医食同源とは、日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防しようという意味の四字熟語です。今日のビビンバは日本でもなじみのある料理ですが、韓国では「ビビンパ」と発音します。「ビビン」が混ぜる、「パ」がごはんという意味です。ご飯にしっかり混ぜていただきましょう。