今日は、中華料理の「マーボー豆腐」の話をします。昔、中国に「麻婆」と呼ばれている女の人がいました。ある日、友人が豚肉を持って遊びに来ましたが、台所には、豆腐と野菜の残りしかありませんでした。そこで、豚肉を油で炒め、みじん切りの野菜とサイコロ型に切った豆腐を入れ、ピリッと辛い豆板醤を使って味付けしました。その料理はとてもおいしくて、友人は何杯もおかわりしたそうです。これがマーボー豆腐の始まりです。味わっていただきましょう。
今日は、「菜の花」の話をします。旬は2月~3月で、野菜の花という意味から「菜の花」と呼ばれました。黄色くて可愛い花を咲かせますが、食べるのは花が開く前の蕾の間だけです。蕾には、花を咲かせるための養分がぎゅっと詰まっているため、栄養満点です。ビタミンCはほうれん草の3倍以上、カロテンはピーマンの5倍ほどあります。今日はサラダに菜の花が入っています。季節の食材を味わっていただきましょう。
今日はクイズをします。食べ物は食べ物でも“きつね”と呼ばれる食べ物は何でしょうか?・・・(少し間をあける)・・・答えは「油あげ」です。これで、“きつね柳川どんぶり”に何が入っているかわかりましたね。油あげは、うすく切った豆腐を油で揚げたものです。今日の給食のように卵でとじたり、焼いたり煮たりしても美味しいです。きつね柳川どんぶりを美味しくいただきましょう。
毎月19日は食育の日です。今年度の食育の日には、世界のいろいろな国の料理が登場します。4月は韓国料理のビビンバについて話をします。韓国語の「ピビン」が「混ぜる」で、「パッ」が「ご飯」という意味で、つまり「混ぜご飯」のことです。韓国料理は、日本と同じようにご飯が主食で、おかずは、野菜をたくさん使い、ごま油やとうがらし・ごま・みそ・コチジャンなどいろいろな調味料を使って作ります。具とご飯を上手に混ぜていただきましょう。
今日は、「グリーンアスパラガス」の話をします。グリーンアスパラガスは、4月から6月が旬の筆のような形をした野菜で、体の調子を整えるビタミンや疲れをとるアスパラギン酸を多く含んでいます。最近ではよくお店に並んでいますが、江戸時代にヨーロッパから日本に伝わってきた当時は、見て楽しむ鑑賞用でした。今日はキャベツやコーンといっしょにサラダにしています。マヨネーズでいただきましょう。
今日は、「大和茶揚げ」の話をします。「大和茶」は、奈良市東部の自然豊かな大和高原で栽培されています。大和高原は朝晩の気温の差が大きく、きれいな水がたくさんあるので、香りの良いとてもおいしいお茶ができます。今日は、ちくわの衣に大和茶の粉を混ぜ、「ちくわの大和茶揚げ」にしました。お茶の香りを感じながら味わっていただきましょう。
今日は、「和食」の話をします。和食は米を主食に肉や魚・卵・大豆・野菜を使ったおかずに、汁物などを組み合わせた食事のことです。和食は豊かな自然から育まれた食文化で、栄養バランスに優れた健康的な食生活として世界から注目されています。給食では、旬の食材を取り入れ、「和食文化」の魅力を伝えていきます。日本の伝統的な食文化である「和食」を味わいましょう。