3年教育アンビシャスコース出張授業を実施しました
3年教育アンビシャスコース出張授業を実施しました
11月13日(木)、教育アンビシャスコース3年の『教育探究Ⅱ』の授業で、畿央大学から島恒生教授を講師にお迎えして道徳教育に関する出張授業を実施しました。まず、学校教育の目標として「知、徳、体」があると説明があり、それぞれがどういうものかを生徒同士で考えて発表しました。次に、道徳教育とは何かについて考え、道徳教育とは表面には見えない「心の部分」についての教育であること、また、「アノミー→他律→社会律→自律」という心の成長段階でどのように行動が変化していくのかについて説明があり、自分自身の考えだけに従ってしてはいけないことを学ぶのが道徳教育であると説明されました。また、道徳教育では本を読むことも大切であり、「はしのうえのおおかみ」「葉っぱのフレディ」「命のバトン」といった本を紹介されました。そして、この授業には、本校の卒業生(アンビシャスコース一期生)で、現在、畿央大学で先生を目指して学んでいる二人の4回生の学生の方々も参加してくれました。お二人とも教員採用試験に合格されており、「どうして先生になろうと思ったのか」や「大学ではどのようなことを学んでいるのか」などを話してくださいました。島教授からは、「大学は高校と違って授業を自分で考えて組み立てることが出来るから自分をコントロールすることが大事である」というお話がありました。本日の出張講義を通して、生徒たちは「道徳教育」について様々な角度から深く考える大変貴重な機会を得ることができました。お忙しい中、ご講義いただきありがとうございました。