令和7年7月3日
<注目記事>高3総合探究 代表発表会
7月3日(木)1~3校時、第一体育館にて、高3総合探究コースの代表発表会を行いました。
<注目記事>高3総合探究 代表発表会
7月3日(木)1~3校時、第一体育館にて、高3総合探究コースの代表発表会を行いました。
高校3年の総合探究コースの代表生徒60名が、2年生の春から続けてきた探究活動「総合探究」の成果をポスターセッション形式で発表しました。
本校で行っている探究活動は、週に1時間の「総合的な探究の時間」に、生徒自身がテーマを定めて探究する学習活動です。
特に、「総合探究」コースでは、自分自身が将来学びたい学問分野について個人でテーマを定め、同じ学問分野を選んだ仲間と協働しながら研究を進めてきました。今回の代表発表会では、先日のクラス発表会で選ばれた60名の代表生徒が、探究活動の成果を発表しました。
発表を行った代表生徒と、研究タイトルは以下の通りです。
< 理学・工学 >
渡邊 日乃出 「夏の暑さへの適応策・緩和策を両立するには」
菅原 暖太 「アンモニアで世界を救う」
工藤 愛 「人の心に触れる建築 ~心の居場所をかたちにする~」
小林 拓真 「AIの思考プロセスを明らかにし、幅広い職種に導入する」
髙堰 菜那 「医療機器トラブルが患者に与える影響とその予防策〜臨床工学技士の活躍の場を広げる〜」
山崎 美心 「水不足から考える発電方法」
遠藤 さくら 「人工降雨で気象を操る」
山須田 佳人 「チョークで貝を救う」
伊藤 大智 「ケミカルライトの新たな活用法 ~ヲタクは”目立つ”だけじゃない~」
糸田 直樹 「レアアースの安定供給を実現するために」
水澤 達也 「再生可能エネルギーを最大限利用する」
斉藤 玄樹 「インドネシアの川の水をきれいにする」
原田 愛茉 「とびこめどうぶつの森~あつ森から学ぶ森林の効果とバイオフィリアの概念~」
< 医学・歯学・薬学 >
魚住 芽衣 「インフルエンザワクチンの作り方」
吉田 空 「日本の臓器移植の可能性」
佐々木 大和 「日本の放射線治療の課題とその解決」
髙橋 鈴 「花粉症の症状を抑えるには?」
成田 葵衣 「なぜコロナワクチンの副反応は強いのか」
齊藤 龍 「点鼻薬の進歩」
佐々木 四温理 「This is 最高に安心できるドクター〜色覚からインフォームドコンセントを改善する~」
< 看護・保健学 >
加藤 好乃 「看護師不足について」
猪股 咲代 「連帯・協働が不可欠なチーム医療における看護師の立場と責任とは」
< 経済・経営・商学 >
松川 佑希 「データを活用してアイドル産業の持続を目指す!」
浅野 紬 「あきたこまちで物価高は抑えられるか?」
石川 瑛翔 「廃棄食材を利用したレストランを作る」
髙村 優衣 「ヒット商品の法則性~生まれ続ける流行について~」
吉田 理 「秋田の企業の後継者不足を解決するには」
< 法学 >
髙木 愛弥 「日本における死刑制度の是非」
工藤 伊織 「法律の改正による女性の政治参加の推進」
< 国際関係学 >
池田 海杜 「新時代の国際社会における日英関係に関する考察」
工藤 杏奈 「少数派の捉え方と思考の関係」
< 社会学 >
柏木 愛子 「障害のあるなしに関わらず多様な人が学べる場をつくるには~私たちにできることってなんだろう?~」斉藤 綾汰 「報道の自由vsオフレコ問題 〜報道機関の役割と課題を明確に〜」
長谷川 舜 「秋田の人口減少と雇用創出」
阿部 壱歩 「秋田を1番の移住先にするには」
目黒 想空 「ミュージックツーリズムの導入による秋田県の地域活性化」
< 心理学 >
小熊 ユキナ 「あなたはみかんの皮をどう剥く?「どうでもいいこと」から探る青年期の発達」
末田 将崇 「若者はなぜオンラインカジノにハマるのか」
筒井 歩輝 「高所恐怖症に配慮した社会になるには」
加藤 さあや 「本番で力を発揮するためには?」
藤田 澄礼 「TDLでの待ち時間を短く感じる方法についての考察」
渡邉 葵心 「推されるアイドルとは」
< 教員養成・教育学 >
伊藤 結菜 「教室革命~令和の教室新常識~」
幸坂 結良 「学校に校則は必要??」
佐々木 瑛太 「日本の英語教育の改善策」
泉谷 柚希 「心理学と部活動における教育」
進藤 眞胡 「ニッポン学力UP大作戦」
西村 颯希 「幼少期・青年期の影響」
泉 桜香 「”バイリンガル教育”で障壁を取り除く」
工藤 碧生 「誰もが楽しめる授業」
工藤 もえ 「教育格差撲滅計画」
< 文学・語学 >
内出 涼雅 「徳川家康の本当の墓はどこか?」
菅原 大地 「江戸幕府は外国と交流すべきだったのか?」
< 芸術学 >
浅野 あかね 「デザイン必勝法〜視覚からの刺激の活用〜」
関谷 凜 「好きと似合うを両立させるには」
小林 真有佳 「世界に愛されるアニメ~産業としてのこれから 海外市場の拡大と労働環境の改善を実現するには?」
相原 花奏 「コンサートや音楽フェスの中でのエンタメ性のあるSDGs活動」
< スポーツ・健康科学 >
下村 梨心 「 部活動におけるスポーツ障害との付き合い方」
田上 朝陽 「スポーツにおけるメンタルの影響」
< デザイン・メディア学 >
木村 弥優 「情報デザインと購買意欲」
それぞれ、自身の関心や進路志望などに基づいて、1年半にわたる探究活動の成果をポスターにまとめ、発表しました。
昨年度までは、各教室にてプレゼンテーション形式で発表を行い、下級生にリモート配信していましたが、今年度は、広い第一体育館を会場に、研究成果をまとめた大判ポスターを掲示して口頭発表を行いました。会場には、高1から高3の生徒と保護者の方々も参観しました。
また、代表以外の生徒のポスターについても縮小版を掲示しました。
ポスターセッション形式とすることで、一度にたくさんの研究ポスターを掲示することができ、大勢の発表を見てもらうことができました。
発表を行った代表生徒の皆さんは、それぞれ、自分がこれまで取り組んできた研究内容を、できるだけ分かりやすくオーディエンスに伝えるべく、身振り手振りを交えたり、具体例を挙げて説明したりしながら発表していました。
また、発表後には、参観者とのあいだで質疑応答の時間があり、それぞれ活発に質疑が行われました。
互いに、探究を深め合い、高校1・2年生にとっては、これからの探究活動の参考にもなったことでしょう。